人類全体で真実暴きの始まり始まり。「911」インサイド・ジョブから「神」「天皇」と遺伝子まで。/新井信介 「京の風」

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人類全体で真実暴きの始まり始まり。「911」インサイド・ジョブから「神」「天皇」と遺伝子まで。

こんにちは。
今日は、高円寺で、縄文から天皇誕生のつながりの話をします。

前回14日の皆神塾で上京した折、歌手のミネハハさんから電話があり、講演後、少し話しました。
そのとき16日に彼女のコンサートが上田で開かれるので、来賓として来てくださいと誘われました。
ひさしぶりにミネハハの歌「ひとつ」をナマの声で聞くことができ、この14年間の時代を振り返りました。

当時、私は、京都の宇治で新生活を始めて4年目のときでした。2004年4月から京都市のミニFM局ラジオ・カフェに、「月下微人」というラジオ番組を持ち、その中で、彼女にゲスト出演していただいたのがご縁でした。
彼女以外にも多くのアーティストに出演してもらいました。
番組では、インデアンフルートの真砂秀朗さんの「プラネット・ラブ」をイントロで使わせていただきました。
そして、この年の冬至に、九州の秋元人神社に仲間で行きました。
記紀にある「岩戸開き」伝承では、宮崎の「高千穂」が岩戸開きの始まりで、それを祀るのが高千穂神社で、秋元はその奥宮になりです。
そして、このときの「岩戸」がタジカラオによって投げ飛ばされ、それが落ちて隠された場所というのが、長野県の「戸隠」ということになっています。
私が秋元神社の冬至の光を最初に見つけたのは1998年。皆神塾では2015年にも行っていますが、今年の冬至にも、秋元神社に行こうと思います。

私は2001年から京都の宇治で,新生活を始めました。この地名は、意味深です。
宇治は、「宇」宙 を、「治」めると書きます。別名で、「菟道」と書き、平安貴族にとっては「別業」の地でした。
この宇治と、郷里の北信濃の関係を探る。これが、そのまま、日本史の真実を探る、私の人生経路でした。

2004年、ミネハハとの出会った頃、大国主を祀る京都の田中神社をしりました。ここは、全国の田中さんの総本山で、その神紋が「三つ葉葵」で、ここに婿入りした家康が、これを徳川幕府の紋章にしたのです。その田中神社の祭神の本当の名前が「出雲大蛇神」であることに、ニギハヤヒ時代のことが見えてきました。
さらに、この年の秋には、日本には「ウチの先祖が天皇をつくった」という一族がいて、そこがヤタカラスに指令を出す頭目であることも知りました。
古事記に出る、熊野で「神武天皇」を待ち受けていたヤタカラスとは一体、何者か?
今では、高句麗の関係者、それも3世紀の中川王その人か、あるいはその関係者だと突き止めました。

さらに2016年9月24日に、日本鉱物科学学会が、翡翠(ひすい)を「日本の鉱石」と決定した一年後、2017年9月20日に、今上陛下は埼玉の日高市にある高麗神社に初めて行幸された。
陛下は、これまで奈良の大神神社には、皇族と共になんどかいかれたことがありましたが、高麗神社は初めてで、これは、天皇家と高句麗の血脈の関係を示したもので、百済との関係をしめした2000年年末の「ゆかり発言」以来のインパクトになりました。

実は、16日の上田でのミネハハさんのコンサート終了後、懇親会にも呼ばれ、そこで彼女の絶大な支援者に、
「竹内文書」の信奉者がいて、人類文明の起源の話について、少し議論になりました。
竹内文書は、神武の父、ウガヤフキアエズとは単なる個人名でなく、実は王朝名で、その統治が何万年も続いていたとします。そして、UFOにあたる「天の浮船」に天皇が乗って、地球全体を統治していた、とまで書いているのです。
この話は、日本人の自尊心をくすぐるものです。文書自体は、室町時代にできたものですが・・・。
この内容について、最近ではYAP遺伝子なる言葉を得て、これが宇宙人のもので、それは最初に日本から始まった、との説も加えて、竹内文書ファンをさらに夢中にさせています。

今、世界遺産委員会の人間が、羽曳野・堺の古墳群について最終調査に入っている段階ですが、そうした竹内文書ファンたち理解を、まともに相手にするのかどうか、です。

私は、人類の遺伝子が、直立猿人から始まり、火を持ち出した旧人、そして、喉ぼとけを発達させた新人(サピエンス)が誕生するのは、本当に、自然の流れから進化させたものなのか? 不思議に思っています。
さらに、新人がアフリカからユーラシアにでた6万年前以降、4万年前には日本列島に入りますが、どうも2万年くらいに、どこかで、さらに遺伝子を操作されたとしか思えない、との結論に至っています。
 
  想像 と 創造 ができる人類。 これが、「神の似姿」であり、「万物の霊長」です。

2万年前に、この遺伝操作をされた時代と、その体験の記憶が、日本列島の民に残されていたのではないか?
さらに、この遺伝子操作をして、サピエンスたちに、どんどん自分で知恵を発展させる自己開発能力を発現させた存在が、いまでも、この地球ごと見守っていいて、人類の行方に、進むべき道を指し示しているのではないか?

彼らは、時代時代、局面ごとに必要に応じ、人類の中でそのポジションにいる人間を気づきを指導しているではないか?
それは、一個人として、大天才や大英雄を出現させ、カリスマや巨大権力を持たせて、人類を指導することもあったが、
基本的には、地球全体に、霧のように降り注ぐ「情報」によって、個々の生命体に染み込むようにして、とくに、人類に覚醒を促してきたのではないか? それが今、全人類覚醒への最後の段階になっているのではないか?
 
 これは、私たち人類側から見ると、気づきと自覚、決意と行動になります。

そしてこれまで、いつの時代でも、つねに、先に気づいたものは、文字で書かれたルールや規範をつくり、それが人間社会での常識や既得権をうみ、その既得権を持った人間や一族は、新たな気づきをもつ人間を、嫌い、排除してきた。
しかし、それでも、時代の流れは、あたらしい気づき・自覚の者たちを生み出し、新しい世界を導いてきた。
それは、宇宙の仕組みを理解し、応用する科学の発展と、これまでの統治の仕組みでの、インチキの暴きとなった。

これが何千年もつづいてきた。

その中で、ユーラシアで6000年前に始まった農業が王権を生み、既得権と世襲財産を生み、母系制社会は、父系制社会になった。
しかし、日本列島では、大陸での王権、そして、王権をめぐる戦いとは、無縁な時代が長く続いた。そのとき、列島民が見つけ出したのが、翡翠だった。
日本列島に穀物(水稲)が入るのは3000年前で、そのときには音・声での情報交流に加え、さらに、直感を研ぎ澄ませた、スピリチュアルな交信が深まり、生命としての一体感が強まっていた。人間個人と、自然のイノチの豊饒は、繋がった存在として認識され(根源的紐帯)、森や海は循環するイノチの恵みそのものだった。
このとき、イノチの響きの共振器、交信器が、翡翠でした。

現実的な豊かさを、何も生み出していないのに、他人の富を奪う。
これを暴力でやるか? それとも、制度でやるか?  あるいは、 マネーという数字でやるか? 
マネーという数字を動かすために、わざと、敵や恐怖や、危機をつくりだすのか? 
あるいは、敵や恐怖や危機という事態がおきている、という「情報」をわざと創り出して、人々を、だますのか?

いくらでも刷ることのできるパーパーマネーは、ナポレオン戦争の後からです。
それが、今では、電子信号であり、さらに、メディアでの情報で、いくらでも、乱高下します。

実は、今、中国に貿易戦争を仕掛けているトランプですが、
2001年の「911」について、選挙中は、「あれは、インサイドジョブだ」と言って大統領選を戦い、
自分が当選したら、そのすべてを明らかにする、と言っていたのです。
今、その最中にあるのでしょうが、既得権益社との戦い調整です。

ただ、アメリカ社会のみならず、米ドル支配の世界構造全てに関連するので、徐々に、一つひとつ、これまでの仕組みを解いていきます。
 これは、日本にも、中国にも、そして、ロシアやサウジにも、言えるでしょう。
夫々の国には、支配のための「インチキ」情報があふれています。既得権を持つものは、その「インチキ」が暴かれることを拒みます。そして、さらなる、「インチキ」情報を、出し続けます。

 真実は どこに あるのか?

マネーの多寡、損得だけを、行動・判断の基準にしていると、この時代は、とにかく、困惑します。
そして、悲劇に会いかねません。

 生きている。 この実態。
 自然の恵みを生む大地と、人間の知恵と労働。人間同士の信頼。
 時代ごとの常識でなく、真理・真実を探そうとする姿勢。人間と使命感と改善への意欲。
 
今の日本は、政府も経済界も、まず、基準はマネーを語ります。それもこれまでの体制でのマネーです。
そして、日本国家の位置づけについても、天皇を絶対の権威にする体制を続けていますが、その権威とは、なんなのか?明治期は強引に神聖不可侵としたが、これは、カトリックの権威と同じで、言論封じを志向するのものでした。

何が、権威なのか? これは、「教科書を疑う」姿勢でもあります。

だれが、素敵な世界、皆に心地よい関係性を作っているのか? そした現実を、みんなで実現しているのか?
このとき、地域社会や、国家(統治体)はどうあるべきか? 
これは、国内の個々の人間の声を聴き、さらに、周辺国の現場の皆さんと話し合い、創り出していくしかありません。

イノチと知恵。知恵には、さらに、智慧がある。
それを、掴むために、古代人が、自らの濁った意識を払い、清めた場所が、「泊瀬宮」。
今日の講演終了後、明日は、そこに行く予定です。

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