10月21日に、にっぽん文明研究所で講演することになりました。案内文をあげます。/新井信介 「京の風」

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10月21日に、にっぽん文明研究所で講演することになりました。案内文をあげます。


おって、場所等をご紹介します。
私が話したい内容です。

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テーマ; 「今、なぜ、縄文か? 
    権力の影を感じない世界。スメラミコトはいつ生まれた?」


空前の賑わいとなった今夏の縄文展。今、世界が日本の縄文時代に注目しています。それは、これまでの「文明」の定義を覆すほどの高い精神性が出土物から確認されているからです。
20万年前にアフリカで発生したサピエンス(新人)。4万年前に今の日本列島の地に入り、1万5千年前からは海面が上昇し、列島は完全に大陸から切り離され、縄文時代が始まった。
海に囲まれ、入り組んだ複雑な地形。急峻な河川と湿潤な空気は豊かな植生を生んだ。旧人に比してより複雑な音声を獲得したサピエンスに、この環境はどんな知性をもたらしたか?
遺伝子解析では現代日本人にはサピエンスの原種に近い、D4遺伝子を持つ人間の割合が高い。
6000年前、ユーラシア各地で人類が同時多発で文明を持ちだした時、大陸の自生種だった穀物を使って、大河の中下流域で農業が始まり、そこでは、文字も王権も金属器も暦も生まれた。
しかし、縄文人はすでに手にしていた土器、石器に加え、より正確に多くのイノチと繋がろうと、精妙な周波数を出す鉱物「翡翠」を発見し、持ち合った。自然を切り取るのではなく、自然に溶け込み、生活の場により多くのイノチを増やし、生きる感動を曇りもなく表現した。
音・歌での交流は、直感の響きの交流となり、観察眼がさらに研ぎ澄まされた。そうした列島の(霊的)生命情報が広がる世界は、大陸で王国が興亡する殷周以降、聖者の憧れとなった。
 大陸に小麦・稲・文字で王権が生まれ、鉄・馬の武力で統一へと向かうとき、列島はそれをどう受容し、その中で、自らの独自王権スメラミコトを如何に立ち上げたのか?
縄文の空気感、農業と権力の発生、シュメール・ヘブラィとの関係を抉りたいと思います。

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