不戦の誓いと、つけ込まれない反省。9月4日の杭州G20にむけて。/新井信介 「京の風」

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不戦の誓いと、つけ込まれない反省。9月4日の杭州G20にむけて。

 8月8日の今上天皇の「生前退位」意向の放送以来、

 日本の政界と経済界がどうなるか、このお盆休み、じっくり、のんびり、見て、考えていました。

  その方向性については、 8月15日の二つの式典に出ていました。

 陛下は、過去の反省を述べました。しかし、安倍首相は、反省を口にしない。

 この日、稲田防衛大臣は、アフリカのジブチに向かっていた。 

 大きな流れは、

 ①極右勢力の熱さまし。   そして、

 ②韓国・中国に、これ以上の賠償を求めさせないこと。

 ③東アジア全体の人間に、 不戦の思いを、さらに、自覚させること。

   経済面では、本来、禁じ手のアベノミクス手法が、株価や土地価格の維持のために、

  それなりに有効だと、認知されてしまったこと。

  しかし、それでも、一時的なもので、本来の有効需要がないと、経済は上向かない。

  これは、自分の夢や理想のために、先に汗をかくことが求められているのですが、

  これが、まだ、政策になっていない。

   

8月5日~11日、 お盆の前、尖閣には、中国の漁民と、公船が大量に出没。

 それ以後、竹島に、韓国の議員が上陸。 

 中国と台湾がそろって、日本が自らの領土とする、沖ノ鳥島(こそれは、たった、畳三畳の広さしかない)は、

 島ではないと、仲裁裁定に提訴。

 

すでに指摘してきたことですが、日本側が主張する領有権について、 これから、見直しが始まります。

さて、15日は終戦記念日でした。

 稲田防衛大臣は、靖国参拝を避けました。

 そして、なんと、バカンス気分で、ジプチに向かいました。

 安倍政権は、オバマが言い出した核の先制不使用にも、反対表明です。

 

 オリンピックの開催地には、通常、世界の王族が鳩首しますが、今は、何が話されているでしょう。

 昨年12月のパリのCOP21を、境に、

代替エネルギー、新エネルギーは、GOが出ているのですが、

 日本の場合、 国家権力は、まず、これまでの既得権擁護の方針が最優先されている。

 川内、高浜、に続いて、伊方でも再稼働。 ・・・大バカ。 ゴジラが出てくるぞ。

 9月4日の、杭州でのG20まで、まだ半月あります。 

 

 我が家では、8月15日は早朝3時半に家を出て、沼津の深海水族館にいって、ダイオウグソクムシなどを見て、そのあと、本栖湖から秀麗な富士山を見てきました。松本城も見て、家に戻ったのが、夜の9時半。

 最近、家では、則天武后のDVDを見ています。彼女が皇帝だった時代に、倭国が日本国になったのです。

 随書倭国伝が書かれた後、「推背図」の作者の李淳風は、唐が、武の姓の人間によって一旦終わることを、天の意思として明らかにしていました。 その中に、日本に関する、予言があります。

 今の日本は、 変容変態の最中です。 円高が進んでいますね。

 未来は、自分から創り出すもの。 

 基本となる心構えは、荒れ地の中に、掘っ立て小屋をつくる決意から。  

  つまり、ゼロから。 実際は、急いだ工業化のツケがあって、マイナスからの出発なのですが・・・。 

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