体制側が最大問題「ホ」を隠している時、「ホ」をまともに言い出せない野党と「市民」が一つになれるはずはない。/新井信介 「京の風」

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体制側が最大問題「ホ」を隠している時、「ホ」をまともに言い出せない野党と「市民」が一つになれるはずはない。

 日本の野党が、体制内での、「分け前」分捕りだけが政治で、本当の深刻問題に、向かい合えない。

「ホ」と向き合えない、向き合わない段階で、すべては、体制の擁護者でしかない。

今回の都知事選で直前に降りた宇都宮さんが、選挙結果を分析をしているので、転載します。が、この人が、「ホ」と向き合えるのか、私は疑問です。

 「すでに、『直ちに問題はない』 は、過ぎている。」

ここから出発できない限り、すべての政治活動は、「カラぶり」になります。待遇を求める政治パフォーマンス。

小池百合子氏が、オリンピックをどう語るかです。 これから、海外からの厳しい目にさらされる。女性だけに、なんでもありで、思い切った決断があるかもしれません。 

まあ、どんなに工夫しても、東京湾でトライアスロンは、ありえないでしょう。 この部分に限っては、信越自然郷の野尻湖がいいでしょう。

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http://www.nikkansports.com/general/news/1687557.html

「政策もなければ何もない。まさに野合だった」・・宇都宮健児氏が都知事選を総括!共闘野党、鳥越、そして市民連合に至るまでバッサリ

元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)が31日、日刊スポーツなどの取材に応じ、自身が出馬を取り下げた、東京都知事選について総括した。野党共闘について、そして統一候補になった鳥越俊太郎氏(76)の敗因を分析した。 

-小池百合子氏の圧勝だった。

 私自身は大変、苦渋の決断で都知事選を撤退したんですけど、その結果が実らなかったというのは大変、残念な思いです。野党統一候補の鳥越さんが当選できなかった。ただ、暑い中で選挙戦を戦ってこられた、鳥越さんや支援者の皆さんには敬意を表します。

-野党共闘になっていたと言えるか

 今回の結果は、野党共闘とか、それを支持した市民連合が、なぜ、これだけ大差がついたか、真剣な総括が必要ではないかと思います。参院選では安保法制の廃止、立憲主義の回復、憲法改悪阻止という政策協定があって戦った。与党の方から「民共の野合ではないか」と言われた時に「大義がある」と跳ね返せた。今回は政策もなければ何もない。まさに野合と言われてもしょうがない態勢で戦ったということ。

 -野党統一候補・鳥越氏の具体的な敗因は

 まず鳥越さんと会った時に「どういう思いで出馬されたんですか?」と言ったら「参院選の結果を見て、改憲勢力が3分の2を取って、大変な危機感を抱いて、矢も盾もたまらず出馬を決意した」とおっしゃった。「確かに、そういう気持ちは大切だと思うんですけど、都政についてはどうなんですか?」と言うと「これから考える」と。国政選挙と都政は違いますからね。2度目に会った時は、鳥越さんの方から会いたいと言って、民進党の元国会議員も連れてきていたので「野党共闘の政策協定はできているんですか?」と聞いたら「できていない」と言うんですね。鳥越さんの政策もこれからだし、政策協定もなくて、ただ鳥越さんの知名度で、勝てそうだからと。そういう著名人頼みの、人気投票の選挙をやってはいけない。政策中心じゃなきゃダメだと言って我々は戦ってきたのに、全くできていない。

 -その後、鳥越氏の陣営は政策を打ち出そうとしていた。

 後から、だんだん政策は整備されたかもしれないけど。あと野党も鳥越さんも、都知事選を勝つことが安倍政権に一矢を報いるんじゃないかというようなことを言ったけれど、そこに都民が抜けているわけです。都政は都民の暮らしや生活を守るのが1番の役割なのに、都民を置き去りにしたままの考え方。今回の結果は、都民が鋭く見ていたんだと思います。私たちの生活や暮らしをどう考えているか、ストレートに届くような言葉や政策がなかったんじゃないか。

 ・・・以下、略・・・

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