2016年、「未来創庵」始動。本当のニホンで「枠」を壊して、世界を包む。/新井信介 「京の風」

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2016年、「未来創庵」始動。本当のニホンで「枠」を壊して、世界を包む。

 こんにちは。

今日は、元旦。 

昨年末から、未来創庵に、仲間が集まっています。

私の58年の人生でも、元旦に、多くの仲間が実家に来てくれるのは、初めてのことです。

私は、今の人類世界で、秩序構成の基準になっている事象に、アレキサンダーとイエス・インマヌエルの登場を上げます。

そして、21世紀の今、戦争屋の消失後に、東アジアでは、当然ながら、誰が主導権を持つのか?どんな施策ならいい現実を創れるのか? といういい意味での競い合いが始まると考えます。

 国家は、その時どうなるのでしょうか?

国家は、個人の頭のなかの概念と、暴力で、生まれます。 

今の日本国という統治体も例外ではありませんが、王権の発生に関する文字記録が、記紀しかないため、

つねに、ぼやけてしまいます。 この意味での対比は、やはり、中国での王権の発生、成立が参考になります。

 新年にあたって、本ブログの閲覧者のみなさんに、聞きたいことが有ります。

 まず、 イエス・インマヌエルは、 実在した人間ですが、 では、皇祖神アマテラスは、実在でしょうか?

 さらに、ブッダ、アレキサンダー、始皇帝も実在しましたが、 日本での最初の王となる、神武(カムヤマトイワレヒコ)は、実在した人間でしょうか?

 私は、地球史全体での人類の発展、人間社会の構成の変化を示す時間のモノサシは、 西暦で測るべきと考えていますが、日本列島での王権の出発は、西暦で、いつでしょうか?

 そして、その、日本列島での原初王権はどこで、生まれ、どんな、形をしていしたか? そのとき、文字はありましたか? 金属器は何で、どう使われていましたか? 王権となる権力は、どのようにして、発生しましたか?

 こうしたことに、まず、明快な理解が必要と考えます。 海外から、日本に興味を持ってくれた人に、自分を説明するためにも、必要です。

今回の第一回の未来創庵の参加者には、こうした、基本となる事項を確認した後、 DVDの「項羽と劉邦」を、みせました。 これは、半ば、強制です。 

  鴻門之会  や 四面楚歌 の四字熟語が、作られた故事がぎっしり詰められています。

 なぜ、私が、このテレビドラマにこだわるのか?

 それは、贏政の秦帝国の崩壊後、漢が成立し、ここから、中華での文明と、漢民族の概念が生まれるからです。

 さらに、この漢時代に確立した漢字による文字文献で、後の日本列島の王権の発生が確認できるからです。

大陸の文明に対し、この日本列島の先達たちが、それを、どう迎え入れたのか? これを確認したいのです。

 未来創庵では、今後も、自由放談のあいまに、このDVD(全40巻、80話)の重要部分を流し続けます。

これは、私達日本人が、自分自身を知り、未来の人間社会の枠組みを考える時の、基本事項の確認になるからです。

私たちは今、隣りにある大国の中国が、世界最大人口を持ち 場合によっては、自前でロケットを飛ばし、宇宙空間にある人工衛星(たとえば、GPS衛星)を全て壊すことのできる技術を持ってしまった事実を、踏まえなければなりません。さらに、ロシアのプーチンが、CIA情報を完全掌握できる事実も。

 そして、その中国大陸で、中国語を母国語として育った、したたかな民と、今後も、付き合っていかなければならないからです。

 彼らの本質や政治的特質、宇宙論に国家観、日本列島との距離と日本文化との関係性などを、きちんと、知るためにも、漢民族の出発となった、壮大なドラマの理解が、絶対的に不可欠なのです。 

 そこを知ることで、逆に、日本列島での人間社会の特質が見えてきます。 そして、記紀の記載が、反映しているであろう、列島での事実のドラマが、徐々に浮き彫りになります。 不比等は、その核心を、712年に古事記を完成させた後の、8年間で、見事に、探し当てて、日本書紀を編纂しています。 「三種の神器」という、統治のための政治概念は、この過程で生まれています。

 ここで、おしらせ

未来創庵は、今年は、月一回のペースで、開催する予定です。

 「腐った国家」に、絶対に依存しないと決意している人間のみが、楽しい時間を過ごすことに成るでしょう。

 閲覧者の皆さん。

 本年もよろしく。  .色んな意味で、 本当に、凄い年になる。

 

PS; 明日は、午後に、信濃大町の「仁科神明宮」に、行くかもしれず、午後は、不在になります。

   来られる方は、かならず、事前に、連絡ください。

< お願い:未来創庵参加者の皆さん。だいたい、到着時間の1時間前に電話ください。  |  一覧へ戻る  |  2日はスノーモンキーを見て、大町(王町)の仁科神明宮に。次回の皆神塾は東京で23日。 >

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