「人民元の国際化OKだけど、あまり勝手に領土を広げるな」ってか。/新井信介 「京の風」

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「人民元の国際化OKだけど、あまり勝手に領土を広げるな」ってか。

  こんにちは。

ロンドンで、人民元の手形(約940億円分)が発行されることになったあと、アメリカが南沙に、丸腰のイージス艦「ラッセン」を派遣。

 これは、国連総会のときに、米中対談をしたあと、オバマが、「アメリカは南シナ海に、アピアレンスを保持し続ける」とした言ったことの実際行動。

 ここでのポイントは、中国が東アジアで、自分で勝手に、領土領海にしていくことに、明確に、「勝手にやるな」と意見しているもの。 これは、誰の代弁なのか? ここがポイントです。

 南沙の前に、中国は、日本が実効支配している尖閣を、江沢民時代に「自国領」と、国家決定してから、ここを奪取することを、国家目標にしてきた。尖閣の領有権は、日中間で、決まっていない。それが、日本が実効支配していることが、許せず、その奪回が、「国家」のメンツの問題になった。2010年には、漁船2000隻総動員し、その中に海軍を潜りこませ、日本の海上保安庁が全く手に負えない状態にして、一気に上陸‥占領しようと考えていた。民主党政権なら、小沢一郎が最大権力者なので、そうした事実を作り出すことができれば、尖閣の「中国領有」を日本も認めるはずだ、との算段もあったのでしょう。しかし、小沢は、日本の検察から狙われ、民主党政権の中で、政治力が急速に落ちていった。

 民主党内では「小沢外し」の一方、枝野たちの「政治主導」は、全ての官僚を敵に回す結果となった。それが、「311」後の菅直人政権での、むちゃくちゃな予算配分になり、「国家の枠組み」が溶け出した。一方、野党に回った自民党の国会議員にはカネが回らず、ここに、半島系のアンダー世界が取り付いていく。パソナの仁風林がその舞台に。

 しかも、この事態に、東アジアで、さらに、火の粉を注いだのが、アメリカの戦争屋の犬たち。日本国内で、中国の脅威を煽り、これに、野田政権は大慌てで、「尖閣を国有化」する。それで、中国がさらに、怒り心頭になって、その分、それならばと、南沙の領有、既成事実化を急いでいた。

 これを、より大きな火種になると、戦争屋は喜び、しかも、国家が溶けてしまうと危惧した「奥の院」ジイサマが、強引に、安倍政権を創り出し、中国との対決色を強め、それを、日本の軍産複合体が大喜びで、防衛費アップに大いに利用する。 メディアを安倍政権が取り込んで、特定秘密保護法が敷かれ、集団的自衛権の安保法制の論議に。これが今年の3月。 日本では南沙が大テーマだったが、アメリカが前面に出ることはなかった。

 この南沙問題が、なぜ、今、米中での直接、係争案件になったのか?

 なぜ、これまで、米国が、南沙の基地建設を知りつつも、行動を起こさなかったのか?

 最大の理由は、アメリカ内部では、戦争屋がまだ消滅してなく、9月17日までは、如何ようにも、東アジアに巨大戦争に発展させるシナリオを実現できる体制にあったため。それが、 日本が18日に安保法案が通ったあとの、 25日からのニューヨークのでの米中首脳会談後は、それまで、戦争屋に協力するしかなかったイスラエル(中でもモサド)が、自国の存続のために、まず、プーチンに白旗を上げ、さらに、アメリカ内部の戦争屋情報を、プーチンやオバマに提供しだした。

 一方、江沢民時代に、アメリカの戦争屋が育てた中国国内の領土拡張主義者を、もっとも嫌っていたのが、実は、シンガポール・ブルネイにいる華僑勢力。中国による南沙の領土化をやめさせるには、アメリカ海軍の姿が必要だが、下手にそれが前面に出ると、大戦争になる。中国とアメリカ戦争屋による日本の自衛隊を潰すための画策も6月にはあったが、これには、安保法案の可決を遅らせて、とにかく、モサドと一体だった戦争屋を分裂・沈静化させて、アメリカが極めて冷静に動ける状態にしてから、この南沙問題に、「姿を現してもらう」ことにした。

 華僑(新通貨体制を考える中枢)にとって、沖縄から尖閣、台湾、香港、南沙は、平和な自由な海が良い。

これを、実現するには、問題の最大の当事者が、全面に出て、話すのがいい。 このとき、アメリカは軍事力はあるが、資金面が弱い。もはや、「世界の警察官」として完璧ではなく、日本も必要であれば、ウクライナ、中東での過剰コミットも下げるしかないが、東南アジアにとっては、アメリカの軍事力は、中国の「オレサマ主義」に対する盾にして存続させる。

 一方、FRBのの米ドル体制、さらに、米ドル建て資産を、保持するには、世界経済を回し続け、このとき、中国の経済規模を、これまで以上に利用する。 

 中国共産党政権の「オレさま主義」は困るが、世界経済の保持には、中国の「規模」は使う。各国が、人民元を、準備通貨としてもつことは、支援するが、「領土」は広げさせない。

 そこで、 金欠アメリカの「丸腰」イージスを派遣。 すでに、戦争屋の悪魔の火種は、起こせなくなっている中で、これが行われた。

 今年は、陛下の「御製」から始まって、ISIS、デブリ、中国の抗日勝利パレード、シリア難民。

 どうするか? 戦争、経済、放射能。

 CIAとモサドという、謀略機関が、どの方向を向いていたか? ここがもっとも重要で、

 私は、この3月から半年かけて、ようやく、そこが、戦争屋の魔の手から離れた、と考えます。

 そして、 世界経済は、この10月22日からロンドンを皮切りに、中国人民元を上手に取り込みはじめ、それが世界全体に定着した時に、ようやく、放射能の真実に、本格的に向かい合うのでしょう。

 それは、いつか?

 早くても、来年3月。 5月末の伊勢サミットの 前か、後か?

 今週末がハロウィーン。年末には、クリスマス。 バカ騒ぎの影で、悲惨な事件が起きないか、とても、気になります。 なにより、今は、「311」から、4年半がすぎ、これから、内部被曝での発症が、急速に出てくるのです。

 

 

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