2011年2月/新井信介 「京の風」バックナンバー

2011年2月

TPPへの対抗策? その答えは、大地と共に生きる「マイファーム」運動だ。

 一昨年、民主党政権が、政権奪取当時に掲げていた『東アジア共同体』構想。
これに対抗して、アメリカ側が、急遽、持ち出した日本経済取り込み策が、TPPです。

 戦後、実質上、アメリカ合衆国の特別行政自治区の日本を、今度は、完全に飲み込んで、
そこを、アメリカの本土並みに、自由化しようという「計画」です。
 これは、単なる「計画」ではなく、アメリカからだされた、被占領民に対する「要求」です。
その『要求』の本質は、昨年9月の民主党の代表選挙で、小沢一郎と争った菅直人を、アメリカが
全力で応援し、さんざん「政治とカネ」のネガティブキャンペーンで小沢をたたいて、勝利に導き、
「勝ったのだから、これを必ず実現せよ」とつきつけた、「命令」なのでしょう。

で、こうした凄まじいアメリカの姿勢を間近かで見ていた、首相夫人の伸子さん、
「あなたで総理が務まるの?」と言っていたが、こうした現実に直面して開き直ったのでしょう。

これまでの市民活動家時代からの反米姿勢なんか簡単に脱ぎ捨てて、今の首相婦人である立場を、
とにかく満喫する。夫に対しては、
「とにかく、粘るだけ粘って、いつまでも私を首相夫人でいさせてね。
  私、この快適な立場、とても、気に入っているんです。わかったわね」  となる。

当然、スッカラカン総理は、これまでの高額待遇で役職の利権が制度化されている行政機構を、
根本から変えるなんて考えず、官僚とアメリカから言われるまま、増税での財政健全化路線の
みを強調する。

日本の皆さん。 私は、何度も書きます。 

行政機構、そして、役人の待遇など、国家の経営資源の分配方式を、変えるには、
それを実行するための、法的根拠を持つ、新たな組織を作らない限り、何も変りません。

日本版の 「国家体制改革委員会」 を 法的に作らないと、何も生まれない。

それには、お隣の国が参考になります。
中国は、鄧小平が復活した後、1984年に、改革開放に舵をとり、縦割り行政をこえた、
テーマ別の課題に取組むタスクフォースとして「領導小組(指導グループ)」を設置し、
それらをさらに、90年代後半には、国家発展改革委員会に統合していきましたが、これと
同じやり方を、私達の国にでも、採らねばなりません。

 ここで重要なのは、中国は一党独裁の国で、当時は鄧小平の一言でこれができましたが、
 日本は国民主権の国で、国会で新たな法律を作らないと、何の実行力も持たないということ。

日本で、本格的な改革が、なぜ、できないのか?

それは、日本がきちんと独立していないためで、具体的には、この国家を根本から変える「意志」
を集中する部局を、法的に作る必要性があるという視点の言論が、マスメディア(新聞・テレビ)
に、全く欠如しているから。 いや、既得権を持ったものが、承知して、登場させないから。

そして、いきなり、
個別の事業「仕分け」というパフォーマンスに入り、未熟な政治家の人気取りを優先させるから。

その間隙に、昨年は、基地問題で躓き、日中間で対立を浮き立たせる尖閣諸島問題が、
ヒートアップしました。

自分が、どんなに未熟で愚かであるか? 今の民主党は知らない。
まして自民党は、こうした事態を冷静に分析するよりも、昔に戻せといっている。
これも、ありえない。


TPP は、一般に、工業製品の輸出に有利で、農業には不利。
単純にこう考えられていますが、はたしてどうか?

農業の不利という、「規模と価格で、かなわない」は、そのとおりですが、
では、品質は? 安全性は? 消費者にとっての、こころからの安心感は?

製造業・金融業では、TPPで、かえって、より自由に活動域が広がって、企業業績が上るかも
しれませんが、日本国内には、研究管理部門は残っても、工場はどんどん消えていくでしょう。
もっとも、このときの企業は、もはや、資本系列で見たとき、どんどん多国籍化していきます。

TPPでは、自民党時代に進めた、農業における、関税や補助金による保護もなくなり、一気に、
海外からの多くの農作物が入り込む。そうかもしれません。

だから、超党派で今、反対のデモ。
で、 これに、よって、農業が、本当に壊滅していくのか?

ここで、私の住む長野県の農業現場を、大雑把にみてみます。

長野県は、中山間地ばかりです。農業をするにも、もともと規模拡大ができません。
米の消費量の落ち込みにあわせて、今では、農地の宅地転用もすすんでいます。
残っている農地(田畑、果樹園)でも、三分の二以上が、今、耕作放棄で荒れています。

こうした状態で、これまで都市部に集中していた日本の多くの住民が、今後も、このTPPに
晒された後、単純に、価格だけで多くの農作物・食品を買うことを決めるのでしょうか?

輸入食品・輸入農作物がもたらす自分自身の健康へ不安は、同時に、自分自身の生き方を
見つめなおします。自然との調和、イノチのつながりの回復、大地に根ざした故郷、心の
原風景への回帰が始まるのではないでしょうか?

まだまだ、小さいながら、静かで確かなうねりが、始まっています。
それは、都市部の住民が、自分の手で、自分の食べる農作物を育てたいという欲求です。

 団塊世代が、これから、大挙して定年退職となっていきます。
 年金と貯金をもって、これからどうするの?

 一番気になるのは、何か? ・・・ 健康 と 友達(仲間)。

 これを、無縁社会の都市部で得れるでしょうか?

 綺麗な田舎で、 のんびり、晴耕雨読。
 本当に体にいいものを自分で作って、こころの通い合った友人達とともに、
 一緒に料理を作り、それをいただいて、安心して、余生を送りたい。

こう考える人が、急速に増えているのです。

 これは、単なる趣味の家庭菜園ではなく、
 コンクリートから離れて、大地と共に生きる、 マイファーム「自分の農園」 です。

これを、地方が提供する。

 農家の方は、
   ①農地の貸し出し
   ②農業の指導 
   ③作物の管理  で、
 あらたな収入が得られます。

また、田舎に、新たな居住者が増えますので、
 不動産、商業地、そして、なにより、 医療関係が活気つきます。

しかし、都市住民が、どこの田舎を選ぶか?  特に、自分に故郷のない人たち。
 この問題がのこります。

 選ばれるのは、 美しい田舎。 それも、明るく、さわやかな人間関係があるところ。

 そして、きちんとヘルスケアができて(メンタルでも、肉体でも。もちろんデトックス)、

 そこに、本人にとって、心を震わす、物語性が感じられるところ。

私が、故郷の信州中野でめざすのは、これです。
なんたって、付近には、温泉、スキー、ゴルフ場、渓流釣、などのリゾートもあれば、
野菜・果物は、品種も多く、とにかくうまい。米もいいし、美味い地酒もある。

 都市化・工業化 のヒズミを、解消するもの。 

 それは、 四季にあわせた、生き方の芸術化。 天地人の一体化です。

 ここに注目すれば、TPPは、怖くない。
 自分が口にするものは、すべて「身土不二」で、 顔の見えるモノ同士の 信頼作物。

 そして、自分が、自分の生きる現場の主体になる。

次回の皆神塾(東京)の案内です。

ご関係各位
2011年3月13日(日)に皆神塾を開催させていただきますので、ご案内させていただきます。
詳細については以下をご参照ください。お知り合い等お誘いあわせの上ご来場いただければ
幸いです。

日時: 2011年3月13日 (日)  14時~16時 (その後約1時間程度質疑応答)
場所: 「東京外国語大学本郷サテライト」 5階セミナールーム
  東京都文京区本郷2-14-10  〒113-0033 TEL&FAX:03-5805-3254

最寄り駅等
 東京メトロ丸ノ内線: 本郷三丁目駅(M21) 2番出口下車徒歩3分
 都営地下鉄大江戸線: 本郷三丁目駅(E08) 5番出口下車徒歩4分
 都営地下鉄三田線: 水道橋駅(I11) A1出口下車徒歩6分
 JR線:御茶ノ水駅 お茶の水橋口下車徒歩7分

  >>『壱岐坂上』交差点、東南角。 

会費: 3500円 (注)瓊音倶楽部会員の方は2500円となります。

講演内容 :  『新文明の主催者となるために』

 ネオコン路線が破綻した2010年を受けて、今、新たな世界秩序の構築にむけて、
 イノチの次元で、全世界が動き出しています。
 独裁政治の打破 イスラム諸国の民主化 イスラエル問題の平和的処理  東アジアの安定
 中国国内での貧富是正と環境問題 など。
 
 問題は日本国内ですが、ここには、空間では地球大、時間軸で3千年の視野が必要です。

 これまでの工業化・都市化は国家に強い中央集権をもたらしましたが、それが21世紀の
 グローバル化で、企業と資本がフラットに地球規模で展開しています。このとき、公共事業
 と輸出向けの工業製品の生産で、かろうじて雇用を維持してきた日本の地方は、今後どうな
 るのでしょう。 一方、首都圏に代表される都市部では、急速に「無縁社会」が広がります。

 今、個と個が真実の情報で繋がりあって、あたらしい社会を生み出します。それは、個々の
 人間の魂に響く、物語性を持った存在確認が、行動と消費の動機になる社会です。
 
 新文明 ・・・ 魂の連携 工業化から芸術化。
 世界が見つめる日本文化の真髄と、古代ヘブライの記憶。  大いに話しましょう。

 連絡先: 株式会社 K2O 室伏
  (事務所:03-5807-1395 携帯:090-5804-5078 FAX:03-5807-1396)
 E-mail: akimasa-murofushi@jcom.home.ne.jp

こっちは今の日本での真剣な話。今、山口県上関原発の強制工事が始まっている。

 地元の漁民、住民が全員反対の中、山口県に新知事が誕生すると中国電力の原発建設にゴー。
そして、昨日、今日、強制的な工事の始まり。

 今、ネットで実況があるから、新井さんのところでも流してほしい、と。

以下、取り急ぎ、以下を転送します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一昨日来、緊急事態が続く、海の埋め立て瀬戸際の、
上関原発(山口県)建設現場、田ノ浦から、2元Ust LIVE中継中です。

http://www.ustwrap.info/multi/7222191::7083136


多くの人が、その一部始終を目撃することで、抑止力になるかもしれない。
現在約1000人が目撃し、チャットで交信中です。
もしその数が1万人になれば、そしてお互いが響き合えば、
状況は変わるかもしれない・・・。

まずは、今!自分の目で観てみて下さい。
お願いします。


(参考)asahi.com 2/21報道
http://www.asahi.com/national/update/0221/SEB201102210007.html

ヘルプページ: http://help.yahoo.co.jp/help/jp/groups/
グループページ: http://groups.yahoo.co.jp/group/earthday-sp-hanase/
グループ管理者: mailto:earthday-sp-hanase-owner@yahoogroups.jp

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・文明の形が変わるまで、新しい文明生活のあり方を、見つけ出すまで、
   人間の電力消費は拡大し、そして営利企業の電力会社は原発を推進する。

   地域ごとの完結型の、小規模分散の自律自立社会を、つくらないと。

「萌え」は使い方次第で、「憎悪」を萎えさせ「殺意」を消す。21世紀日本が生んだ、平和実現のソフトパワー。中国のみならず、ユダヤとイスラムにもぶつけよう。

アメリカ帝国主義に反発して、「文明の衝突」になったはずのイスラム世界。

今年、2011年は、そのアメリカ帝国主義が完全に終わりを迎えます。しかし、同時に、
この反米で、国家を強権独裁国家にしてきたイスラム世界で、民主化革命です。

豊かさが生まれると、富の集中に対して、民衆が反乱を起こす。

これは、中国でも、止むことはないでしょう。
その中で、イスラム対ユダヤという図式も、 別次元から、崩れていきます。

国家や、宗教の絶対性を語りながら、不当に、富を集中させ、腐らせている特権層が
崩れていくのです。

ところで、ある友人が、最近見ている面白いブログとして、
「煩悩君、フルスロットル」を教えてくれました。
http://aioi.blog6.fc2.com/ 

飯山一郎さんのとき、以来の面白さです。

今回、特に面白いのは、昨年秋の尖閣諸島問題で日中間で対立したときに、私達日本人が、
殺気立つ中国側から、戦前戦後の共産党の反日プロバガンダで使われてきた「日本鬼子」の
言葉で罵られ、その言葉が、ネットのなかでもあふれかえったことに対し、

日本のオタクたちが、可愛いらしいアニメの「萌えキャラ」少女「ヒノモトオニコ」を作り
出し、彼らの頭に血が上った興奮状態に、斜めに構えて応え出したことです。

このやり取りを今、大陸以外の、台湾や香港の中国語メディアが面白がって取り上げている
のです。
この中に、以下の文章があります。転載します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

残虐で卑劣とされた鬼の正体は、実はかわいい心優しい女の子だったという奇想天外な結末、
、、、
「日本鬼子」を世界平和の象徴にして世界中の人たちに愛され尊敬させるキャラに育てて欲
しい気がする(笑)。

これに反応した中国人は、、、

こっち(中国側)は、罵声を送っていたはずなのに
返ってきたのは萌えキャラ......
なんかもう、無力感に苛まされる......

・・・(略)・・・・・・

これはガンジーの無抵抗主義に匹敵する程の世界史に残る画期的な出来事だと思うのだが、
、、(爆)
例によって例のごとく、米国様の意図に従って中国との敵対的緊張関係を維持しなくては
ならない日本のマスコミはこの快挙を一切黙殺。。。。
かろうじて、ネット版のMSN産経ニュースに最近掲載されただけに留まる。っていうか、
ネットを敵対視してるマスコミ故、自分らにできなかった快挙は報道しないだろうw

あれから4ヶ月、、、テーマソングも作られた。

「日本鬼子」は現社会体制に不満を持つ中国人の感情を煽って、ガス抜き的に反日感情に
誘導する為に使われている中国国内向けの言葉であり、日本人がどう受け止めようが、あま
り関係はないという見方もあります。

 まぁ、一番困っているのは、この言葉をスローガンに掲げた画像や動画を取り上げ、
日本人向けて、反中感情を煽る日本のネトウヨだけでしょうかw
 しかし、中国で報道規制やネット規制をしてもこの「日本鬼子」の萌えキャラぶりは漏れ
伝わる筈で、日本人を逆に喜ばせてしまうと判れば、やがてデモでも使われなくなり「死語」
となってしまうと予想しています。

これは日本のアニヲタの勝利でしょうか!?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・転載 終わり ・・・

是非見てください。
http://aioi.blog6.fc2.com/

今、中東各国で、独裁政権に対しどんどん反発が始まり、リビアやバーレーンのように、流血
の事態もありますが、この「萌えキャラ」の発想をうまく使えないかな、と考えます。
実際に、権力抗争をしている人間には、まだまだ、それどころではないでしょうが。

「憎悪」や「殺意」に発展する攻撃性をどんどん脱力させ、萎えさせるのは、面白いことです。

イスラム世界や、ユダヤ人、ネオコン、スカル&ボーンズにむけても、どんどん『萌えキャラ」を
ぶつけましょう。
国家権力を独占し、富を不法に集中させ腐らせている人間を、私達は許すわけには行きません。

なるべく平和な方法で体制を変えさせるため、人間の尊厳や生命環境を無視して、
私欲のために悪さをする人間、そして、詐欺的手法を使うカネばかりに貪欲な金融悪魔を、
「月に代わってお仕置きよ!」と、懲らしめる方法を考えましょう。

中国もイスラム世界も、「富の再分配機能」を作るべし。それも、非営利の全面情報公開の組織で。

 昨日の中国の「ジャスミン散歩」は、「党内人士」が言うとおり、まだ準備が足りず、
参加者も少なかったようです。それでも、全世界に向けたニュースにはなりました。

 21世紀に入り、中国とイスラム世界は、急速に経済発展を成し遂げました。
かたや、工業製品(繊維、建材、雑貨、家電)の輸出、かたや原油などの資源高。
このとき、国家の許認可や金融部門の権力者の周りには、激烈な富の集中がおきました。
これは、工業化・都市化が主体の、「文明のスタンダード」の達成段階で起きる現象です。

この状況を壊すのが、IT=インターネットがもたらす、新たな情報環境です。
その先にあるのが、「新文明」です。

 これが、私の見方、『新井史観』 です。

この次にあるのは、個と個とが、真実の情報で繋がった「魂の連携」による、
新しい現実の創造です。 主体は、自分の心に正直な、個人です。

2011年、一気に、これが始まりました。

さて、こうした現状の中で、文明アナリストとして、何をアドバイスするか、です。

毛沢東が建国した人民中国で、改革開放が始まる時、すなわち1984年から1986年まで、
私は北京にいて、国務院の国家経済体制改革委員会の人間と、この国をいかにして富ませるか、
個人的に会って、何度も話したものです。
そして、資本主義の本質から、個人の欲望と社会的富の蓄積の関係、株式会社制度、外資の導入、
土地本位の金融などを話し、明治以来の日本の経験を、如何に中国の実情に合わせて導入するか、
探り合ったものです。

それだけに、天安門事件後の鄧小平の「南巡講話」「先富論」が出された後、90年代後半から、
中国政府の関係者の、国富のきちんとした成長と、その貧困層への再分配よりも、まず、数字上
の金儲けに目がくらむ姿に、大いに失望したものです。
あの時は、1980年代後半の日本のバルブ経済時代に現われた、サマザマな「裏技」ばかりを、
中国の多くの学者・官僚・経済人が進んで訊きたがるのが、とても気になりました。

 何であれ、相場をつりあげて、それを金銭数字上の資産価値にする。
現実の社会実態が、中身がスカスカでも、その間に、自分個人の金が儲かればいい。
それで、そのときの関係者全員が、どんどん、目先の儲けを拡大して得ていけばいい。

もともと、中国人は、2000年の時間をかけて、「マネー崇拝」が遺伝子にまで、
徹底的に刻み込まれている民族性の人間です。
しかも、国家の面子がかかり、規模を追い続けます。さらに、一気にグローバル経済に
入り込んだために、それに、時間面での効率が加わります。

困ったことに、21世紀に入り、そうした中国では、輸出が拡大する中、アメリカのITバブル
のやり方、さらに金融工学を学び、政府機関や銀行に資金が増やすインチキを始めましたが、
社会の成熟という、実態の内実を伴わないスカスカな経済状態にもかかわらず、2008年の
サブプライムローンが破綻すると、世界経済(ドル基軸)の運営者は、そのスカスカ経済の
中国に、システム延命のために、新規ダイナミズム(駆動力)の役割を期待したのです。

この間、中国共産党の幹部は海外華僑勢力と組んで、権力市場経済の拡大に邁進しました。

今、中国の人口は、15億人。
共産党党員は、公称 7000万人。
      実数で、2000万人。

幹部党員にワイロを送ってコネを強め、利益共同体をつくりあげる。
それにがっぷり連なっている人間が、だいたい中国全土で5000万人ぐらいでしょう。
保有している資産は、少なくても数千万円。 多いものは、数百億円以上です。

それに対し、今、インターネット人口は、4億人を超えました。

ネットの参加者の8人に一人が、とんでもない金持ち か、利権取得者(の家族)ですが、
ほとんどの若者には、 未来が見えない、夢のない社会 となっています。

ジャスミン革命を、中国でどうすれば達成できるか、いろいろアイデアも浮かんできますが、
ここでは、書かない。私は、急激なやりかたによる、大混乱は、望みません。

今、中国大陸に行って、まともな経済行為や文化事業をしている日本人の同胞も多く、そうした
彼らの全うで熱心な考え方に刺激され、中国社会に道義を踏まえた信頼関係を築こうとしている、
真の愛国者の中国人も、少なからず、いるからです。

で、ここでは、一つだけ、要求したい。

 富裕層が率先して、資金を出して、環境改善、貧困地域対策に、
 具体的アクションをおこす、非営利の組織をつくること。

 富の再分配のための、受け皿をつくること。

 その資金事情(歳入。歳出)と運営手法を、完全に全世界に向けて公開し、
 実際の運営を、学生・若者にまかせること。

 そこには、日本の若者も連帯すべし。

世界中のこころある、おじさんたち、お姉さんたちが、それを、支援しますよ。

私達日本人に限らず、世界の良心が、一番、嫌がるのは、慈善事業であっても、
そこに、中国の国家権力が、いつも、強引に介入して、事業が歪んでいくことです。

「為人民服務」    ... 人民のために 服務す。

これは、孫文の言葉です。

本気になって、これを実行する、魂のきれいなものとしか、
私達は、連携するつもりはない。

ネット時代に相応しい、現実創造の器を、中国社会に作り出すことができるか、
それは、中国の若者、そして、すでに、一定の利権や財産を得ている、
共産党や事業成功者の「魂のレベル」にかかっています。

中国の共産党内からも、一党独裁に対する失望の声。

昨年2月末、中国からの帰国後、上海万博後の翌年、「司法の独立」を求める運動がおこる、
と予告しましたが、どうも、今日の中国の「ジャスミン茶」散歩が、その始まりになります。
以下には、中国のネットにでていた、共産党員からの投稿(と翻訳)を掲載します。

中国社会は、今、間違いなく、変わり出しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・http://yinguo.tumblr.com/post/3379081545

Sat 6th Feb, 2011 18:51:00 ∞ Permalink 6 notes
 党内人士给中国茉莉花革命集会的建议
(日本語訳)
 党内の人間が中国のジャスミン革命集会にアドバイスを

https://docs.google.com/leaf?id=0B_G2bMja9_3SM2NhYTQ3NDUtODJhMi00ZDM1LThmZWEtYzJkNmZhMmIxMGY3&hl=en
(現在、もとの博讯のページはサイバー攻撃により閲覧不能)
関連  http://www.hkreporter.com/talks/thread-1102377-1-1.html
Twitter #CN220
(博讯北京时间2011年2月19日 来稿)

 "茉莉更多文章请看茉莉专栏 "

 看到中国"茉莉花革命"各大城市集会,我这个党内人士也想给出几点建议: 
 (博讯 boxun.com)

 中国の「ジャスミン革命」として大都市で集会が行われることを知って、
 党内の人間もいくつかアドバイスをささげたく、寄稿しました。

1) 以散步为主,不建议喊口号。尤其是早期的集会不建议喊口号,以聚集人气为主,
  避免早期活动被镇压或扼杀。

 「散歩すること」が主で、スローガンをさけばないでほしい。特に集会の初期段階では
  スローガンを叫ぶことをやめ、人々の気持を集めるのを主な目的とし、初期段階で鎮圧
  されたり殲滅されたりすることを避けるべきだ。

2) 散步人士尽量保持沉默,如果相互交流的话,尽量把话题集中在通货膨胀,国民福利,
  贪污腐败,官员资产上,不要过多谈论结束一党专政话题。

 「散歩する人々」はできるだけ沈黙を保つようにする。もしお互いに交流したいならば、
  なるべく会話の話題を、インフレ、国民の福祉、汚職、公務員の資産に集中し、一党独裁
  を終わらせることについて話すのは避ける。

3) 由于宣传力度不足,早期参与者可能不多,应每两周同一时间有同样的散步活动。组织者
  应通过网络把"愤怒日"时间确定下来。

  宣伝が不足していて、最初の参加者は少ないだろう。2週間に1回、同じ時間に「散歩の活動」
  をするべきだろう。主催者はネットを通して「怒る日」の時間を決めるべきだ。

4) 应建立网络主页,或在博讯设立专栏。让参与者有统一的信息,和统一的集会规定。
  
  ネットで活動の拠点となるサイトを作るべきだ。または博讯にこのニュースを専門に扱う
  ページを設けるべきだ。参加者に共通のニュースと集会のきまりを提供すべきだ。

5) 坚持和平理性非暴力,故意闹事者很可能是内奸,要尽快清除。

  平和的な理性と非暴力と絶対に守る。故意に乱暴を働く者は、工作員である可能性が高く、
  早急に除くべきだ。

 最后,我希望其它党内人士要认识到大局,给自己留条后路,不要苛待散步人士。
 记住,帮助穆巴拉克镇压埃及民众的警察局长在穆巴拉克倒台后会第一个受到审判。

 最後に、私はこの党の人間が大局を把握し、自身の退路をみきわめ、「散歩する人々」を煩らわ
 せないことを希望する。
 おぼえておいて欲しい、ムバラクの走狗となりエジプトの民衆を弾圧した警察局長は、ムバラクが
 失脚した後、最初に裁判にかけられた。

 所以,党内人士何不给自己留条后路,不必给专制政权卖命。一党专制弊端重重,在民权,
 公民监督,司法独立,反腐败,公平正义等方面都不可能有所推进。
 连我这个老党员都对一党专政失去了信心,谁能保证共产党哪一天不会翻船呢?

 党内の人間は自身の退路を確保し、独裁政権に魂を売るのをやめてほしい。一党独裁の弊害は
 限界に来ており、人々が主権もち、人々の意見が政府に通じ、司法が独立し、汚職の摘発、
 公平と公正などの諸々のことを実現していくのは、まったく不可能になっている。
 さらには私のような古い党員も、一党独裁に失望している。誰が共産党が覆らないと保証できる
 だろうか?

一党内人士 党内の人間より

中東の民主化が、中国に及ぶか?

今、20日の午前3時ごろです。朝日のネットニュースが以下を伝えています。
今年は、辛亥革命から100年です。一党独裁の下、完全なワイロ社会になっている中国で
新たな「革命」がおきても不思議ではないですが、それは、どんな姿の「革命」で、どこに
落ち着くのか? 都市にいる「蟻族」と農民たちが、富裕層の良心を引き出せるかどうかです。  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「中国ジャスミン革命」 ネットでデモ呼びかけ広がる  2011年2月19日20時47分

【北京=小林哲】中東で政治改革を求める民衆デモが相次いでいるのを受けて、
中国でも全国一斉デモを呼びかける情報がネットを通じて広まっている。中国当局は
関連情報の閲覧を制限するなど取り締まりを強めているが、情報はツイッターなどを
通じて広まっている模様だ。

 香港メディアによると、中国語のネットニュースに掲載された匿名の呼びかけが発端
になり、集合場所の情報などがネット上で広まっている。北京や上海など13都市で
20日午後2時に繁華街の広場などに集まり、「一党独裁を終わらせろ」「民主主義万歳」
などといったスローガンを訴えるよう呼びかけている。
 チュニジアで起きた政変「ジャスミン革命」にちなんで「中国茉莉花(ジャスミン)革命」
と名付けており、「集まってスローガンを叫べば、歴史が変わり始める」などとしている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 今日の午後2時(日本時間の午後3時) 注目です。
ネットをしている中国の若者は、1989年6月の天安門を体験していません。
ほとんどの若者は、一生懸命に勉強しても、コネがないので就職がまったくできません。

 なんで、こんな無軌道な、ワイロ優先社会になってしまったのか? その原因を、現在の
共産党が指導する中国政府だけにもとめても、全く、何も変わらないでしょう。真因は、
2000年以上にわたる、中国社会で、その遺伝子に刻み込まれた、マネー崇拝にあります。

中国の若者は、今、中華民族自身の根源的な悪幣の真因と、向き合わなければ成りません。

それは、今から2200年前に秦によって戦国時代が統一され、文字や度量衡、そして通貨も
統一されたとき、国家に対する税は、役務以外は、すべて、カネ(銅銭)で納める社会となり、
ワイロこそが、自身の出世のみならず、中国社会での生存(処罰の見逃し)の条件になっていた
のです。

 司馬遷が書いた「史記」には「貨殖列伝」があり、ここには、戦国時代から前漢時代にかけて
多くの財をなした人間が登場します。司馬遷がこれを書いた動機について、作家の陳舜臣先生は、

「わが一族に、十分なカネさえあれば、前漢武帝の封禅の儀に、父は列席できたはず。
 まして、自分がこのような腐刑(去勢)という恥さらしの屈辱も受けずに済んだはず。」
という恨みから出ていると指摘しています。

この時代、日本列島では通貨はありません。中国の漢字文化についても、「漢字」そのものに
ついては、「サイン」や「シンボル」として取り入れられることはあっても、その意味の概念体系
は、全く拒否されています。

 これを、当時の中国人は「未開・野蛮」と見下しましたが、実は、当時の日本列島の民は、
現実の個々のイノチと感応しあい、自分と他人が、同じ時空に共に生きているという一体感を
最優先していたのです。

 日本社会に、通貨が生まれるのは、これより、900年の後に、天武のときに、試作品の
「富本銭」が作られ、持統のときに、伊勢神宮が整備され、皇祖神アマテラスが設定されたあと、
文武の次の元明天皇の時代に、「和同開珎」が作られて、初めて、流通が始まります。

 マネー(ゼニカネ)に対し、わが郷土のご先祖様たちが、いかに、慎重だったことか。

それに対し、中国社会では、マネーこそが、名誉の証であるのみならず、社会の激変の中で、
一族の生存を支える主要手段となっていったのです。
そうした生き様を、 「要銭、不要命(ヤオ チエン、 プゥヤオ ミン)」といいました。

私達日本人は、近親者の死に際し、その葬儀では、棺ごと焼き場に向うときに、その遺体に、
三途の川の渡り賃として、ほんの少しお金を添えますが、

中国では、あの世で待ち構える、閻魔様に対し、すこしでも生前の罪を軽くしてもらおうと、
大量のワイロ資金を持たせます。葬式で遺体を燃やす時に、紙でできた大量のお金をもやす
風習を、今も、当たり前のように、より過激になって、行っているのです。

今の共産党政権を打倒しても、このマネーに関わる、根本的な倫理観が変わらない限り、
中国社会は特権層を生み続け、永遠に、腐敗・ワイロを繰り返します。

このことを、しっかりと見抜いていたのは、歴史上、毛沢東、唯一人でした。
この21世紀に、あの、バケモノのような人物が、中国社会から、再び生まれるのかどうか、
これは、大いに疑問です。

むしろ、マネー(通貨)の欺瞞性・悪魔性・略奪性を見抜いていた、私達ヤマト民族のご先祖様
たちの精神性・霊性こそが、21世紀には、70億の全人類から、求められるところとなるでしょう。
もっとも、このヤマト民族とは、ウルム氷期以後の縄文人に、多くの渡来人との融合によって
誕生したものです。
そこには稲作民、海洋民、さらに遠くはずっと西側のヘブライ人、ペルシャ人、インド人、トルコ人、
近くは、すぐ隣の中国大陸や朝鮮半島からの、移住者・亡命者などが、お互いの命を感応しあい
ながら、理想の生き方を求めて和解し融合したあとに、アマテラスと共に誕生したのです。 

 生存を支えるものは、カネでなく、 ウソのない信頼関係だ。

これが、日本人です。

 今の日本の民主党政権は、この点を全く理解していない人たちばかりですが。

矛盾の肉団子の解体が始まった。民主党。

 現在の政権与党の民主党。改革続行のAと、既得権擁護のB?

 綱領も持たず、自民党政権打倒という政治的野心のみで一体化した政党が、崩れだしました。

 一番肝心な国家の姿(歴史、国際政治での権力構造)を、全く知らないまま(その認識すら
ないまま)、自民党時代の無駄な公共企業にかける予算を労働者に回せ、とのみ主張し、
さらに、小沢一郎の選挙手法で、政権を奪ったはいいが、全てにおいて、理解が浅いため、
何事も裏目裏目。

 ここで、今日言いたいこと。

有権者とは、国家の未来を決めるルールつくりに参画できる人間のこと。

日本人は、20歳以上なら、誰でも、この資格がある。
そして、国会に代表を送り込める。

何も、既存の政党の枠に囚われる必要もない。

 国家予算を、ある少数のために、引っ張ってくる。
 これが政治だと考えているならば、今の政治状況は何も変わらない。

自分の生きる場所をどうするか、そのための、
経営資源を、どう出していくか?

 カネ、モノ、役務、経験(知恵)、人脈。

その前に、どういう国にするか?
自分の生きている、現場をどうするのか?

今、肝心なのは、国家の資金でなく、自分で、
未来に向けて行動する意欲をどう引き出すか?
この情熱と智慧が必要。

そのとき、もっともやってはいけないこと。

  ウソ。言い訳。大言壮語。尻拭いの投げ出し。自分の責任を取らないこと。

これは、人間としての、信頼を、初めから放棄している姿。

で、ならば、どうすればいいか、考えよう。

 他人と過去は、変えられない。

しかし、

 自分と、自分の未来は、努力で変えられる。

そして、なにより、

 自分とは、1億2千万分の一の 日本。

 そして、 70億分の一の、 世界。

自分から、始めるしかないということ。
政策と人物を見極めて、政治(政治家)とは、是々非々で関係性を作るしかない。

それにしても、テレビのコメンテイターのレベルが低すぎる。

日本の国家の実態、アメリカの特別行政自治区であることの意味を、
きちんと、国民にわからせない限り、冷静な外交が生まれない。

さらに、行政機構の改革では、国民の要求で、何でも完全に情報公開が履行される
法的な根拠持った環境が整わない限り、未来に向けた新しい協議の土台ができない。

いきなり、個別の減税や増税を争点にする選挙を、はやし立てても、
この国の官僚主導と、これまでの既得権益は、枝葉末節しか変わらない。

国民は変革のために、まず、自分で判断するための、本当の情報と法的根拠が不可欠。
ここを固めないで、ピーチクパーチク雀の子 の議論が溢れている。

今日は、地元で、あらたな地域おこしのNPOの発会式。
まずは、足もとから、一歩一歩、同じベクトルをそろえて未来つくりをするしかない。

どんなにいきがっても、ここからしか、まともな未来は生まれない。

三月の予定。

 3月13日(日) 東京で、皆神塾
 3月20日(日) 京都で、ジャパネスク
 3月21日(月) 神戸で、ビジョンヨガ。

 3月24日ごろ、 出雲 行き

 3月26、27日、 九州《調整中》

信長がひれ伏した美濃の「神」。近くに、両面宿儺(すくな)。

すこし、書き込みが遅れました。 

 前回の書き込みをしたのは、先週の金曜日、名古屋のホテル滞在中の明け方でした。

 それから、私の身の回りで、多くの出来事がありました。 
 土曜日のジャパネスク研究会が開かれる12日の昼までのことです。
 
 2月11日、この日は紀元節です。

京都の講演会の前日、私は、朝、雪の降る中、国宝の犬山城に行き、
そして、午後には、木曽川の対岸にある、各務原(かがみはら)市に向いました。

ここでの目的は、あの織田信長が、畏れ敬いひれ伏した、手力雄神社にいくことでした。
これは、テヂカラオオ 神社と 読みます。 http://jin.eek.jp/
ここのご祭神は、高天原の天岩戸を投げ飛ばしたアメノタヂカラノオと同じとされますが、
ここでは、テヂカラオオと呼びます。

日本神話では、宮崎県=日向にある高天原でスサノオが大暴れしたために、アマテラスが怒って
岩戸に隠れてしまったので真っ暗闇になります。困り果て、神集(カミツドイ)して方策を考え、
アメノウズメのストリップダンスで笑いを誘ったところ、その様子を覗き見ようとアマテラスが
ほんの少し岩戸を開けた隙に、鏡でその自分の姿を映して怯ませて、このタヂカラノオが岩戸を
投げ飛ばします。

このとき、投飛ばされた岩戸が落ちた先が、長野県北部の戸隠山とされているのですが、
この位置関係からすると、岐阜県南部、美濃にある岩戸開きの神様は、どうしても不自然です。

しかも、この神社は、織田信長が織田家の家督をついで「天下布武」を決意し、稲葉城攻略に
のりだしたときに登場します。既存の伝統権力(鎌足以来のもの。特に仏教勢力)を否定し、新た
に権威を作り上げようと、各地を焼き討ちに入りますが、美濃のこの地で全く体が動かなくなり、
恐れ慄いた場所です。信長はこの神威にひれ伏し、以後、厚く崇拝しその加護をもとめたのです。

 この神社には、本殿の梁に、二匹の雌雄の龍が絡んでいる見事な彫り物がありました。
凄まじい大地のパワーのあるところです。 
日本史の中で、きわめて重要な「何か」が、この美濃から始まっている。これは、間違いない。

こう確信したあと、私をこの地に案内してくれた方は、日本書紀の仁徳天皇の条に出てくる
「両面宿儺(すくな)」と関係する高沢観音、正式名「大日山日龍峰寺」に連れて行きました。
これは、関市にあります。 今では、真言宗の寺で、美濃西国三十三番札所の第一番目です。
 http://www8.ocn.ne.jp/~takasawa/

ここの伝承では、ここは、なんと、仁徳天皇の勅願寺だというのです。これは、驚きました。
私たちが通常理解する「仏教伝来」は欽明天皇の時代、538年ですが、仁徳の生存時代は、
それよりも、120年以上前の4世紀末から5世紀の前半です。

 この寺では、十一面観音が信仰の対象になっていますが、なんといっても、不思議なのは、
両面宿儺(すくな)の伝説です。
地元の豪族だった両面宿儺が、この土地の村人たちを苦しめていた竜神を退治し、寺を開設した
といいますが、日本書紀ではこの人物は「一つの体に頭が二つ、手足が4本」と出ているのです。

 そもそも、仁徳とは、なにものか? オオサザキ と呼ばれていた人物です。
大阪の高津宮は、仁徳の行政庁跡です。陵墓とされる堺市の大山陵古墳は世界最大の規模です。
また、京都府宇治市には、国宝で世界遺産の宇治上神社があり、ここの祭神は、応神、ウジノワキ、
そして、仁徳です。

高沢不動(日龍峰寺)も、なにか、テヂカラオオと関連するに違いない、とずっと考えている時、
私はあるところに連れて行かれ、前日会ったシャーマンと再会しました。

そこで、私が見えたものは、ミッシング・リングを繋げる、素敵な物語でした。
BC4世紀の出雲から、AD7世紀の伊勢アマテラスまで、見事に繋がりました。

これは、またの機会に。

中国TVドラマ「北魏馮太后」、お奨めです。

一昨日まで、「北魏馮太后」のDVDを借りて、第5巻まで見ていました。

北魏は、鮮卑族の拓跋氏が建てた王朝です。
この王国が中原の洛陽に遷都し、中国大陸の華北の支配者になる物語です。

時代は、5世紀(400年代)の後半です。

今、世界遺産と成っている、中国にある二つの石窟寺院
(山西省大同郊外の雲崗、河南省洛陽郊外の龍門)が造られた時です。

この時代、高句麗では、広開土王の息子の長寿王が長く支配していましたが、
この長寿王の死に際し、最高の儀礼でもって弔ったのが、北魏の孝文帝でした。

北魏~高句麗が、きわめて関係が良好なときに、日本には謎の大王、男大迹(オオド)、
すなわち継体天皇が登場します。

この天皇の息子の欽明天皇時代に、日本に初めて仏教が伝わります。
仏教の教え自体は、4世紀後半に、高句麗や新羅、百済に伝わっていますが、
日本には入らず、それから150年以上の時間を経て、日本列島に伝わったのです。

この期間に、仏教がどう変容したのか?
あるいは、仏教を受け入れる側の意識がどう変わったのか?
その深い意味を考えるヒントを、この「北魏馮太后」は提供してくれます。

キリスト教の影響を受けて出来上がった、大乗仏教の経典である法華経が、
鳩摩羅什の手で、長安で漢文に翻訳されたのは、5世紀の前半でした。
そこには、明確に「慈悲」の思想が確立していましたが、これが、中国人社会に
浸透して行く中で、北魏の果たした役割は、きわめて大きいものがあります。

この5世紀は、日本列島では、「倭の五王」の時代です。
それはまた、日本全土で部族同士が戦い、殺戮が繰り広げられる、甲冑時代でした。

そうしたことを考えながら、このドラマを見ると、私は涙が溢れて止まらなくなる。

明日は、京都のジャパネスク研究会で「額田王」をはなしますが、
縄文以来の「日本の霊性」が、仏教をどう受けとめたか、
これも、大いに関係します。 

PS: 昨日は、名古屋のシャーマンたちから、
 昨年の冬至から、今年の節分までに、伊勢神宮と熱田神宮で、
 天意が、《光の球》となって降ろされていることを教えていただきました。

 ありがとうございました。

12日の京都ジャパネスクは「額田王」ですが、時事で最新情報も話します。

今週末の予定です。

1)10日に、一旦、名古屋に入ります。
  11日に、美濃をまわって、京都入り。

2)12日は、ジャパネスク。

   7世紀の実際の東アジア情勢を、額田王の歌を通して、真実を探ります。

  このときに、少し、時事問題を話します。

3) この一年間で、アメリカ=イスラエル に大きな変化がでている。

  イスラエルと和平協定を結んだエジプトのサダト。
  その後を受けて、30年間、政権の座にあったムバラク。

  今、そのムバラクの退陣を、ムスリム同胞団が迫っています。
  それをアメリカのオバマは、国民の声として受け入れるように求めています。

  驚き、困惑しているのは、イスラエル強硬派である、現政権のネタニヤフでしょう。
  
  私はこの事態について、これはイスラエル国を作った「ユダヤ人」が、中東を捨てる動きを
  始めた合図ではないかと読み取っていますが、知人・友人からは「とんでも」扱いです。

  しかし、WW2の戦争中(広島・長崎に原爆が落とされる一年以上前)に、
  なぜ、ブレトンウッズ会議が開かれ、そのときに、戦後の枠組みが決められたのか、
  その主催者が、誰で、さらに、スイスのバーゼルにできていたBISが、重要な役割を果たした
  ことを知るにつけ、

  今年から来年にかけて、戦後の国際政治の仕組み・枠組み が完全に変わる実感があります。  

  何でも、ルース駐日米国大使は、今、帰国中とか。 さらに、今は、中国正月です。
  今年は、昨年とは、全く違った、東アジア情勢になる予感がします。
  
  日本の政治は、戦後の吉田内閣以来と同様に、アメリカの東アジア戦略のなかで動くでしょうが、
  昨年のように、アメリカは、東アジアに緊張を引き起こすことに躍起になるか、これは疑問です。

  12日、お楽しみに。

以下再掲します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジャパネスク研究会 2月12日(土) 14~17時  
場所: 京都 遊子庵 (御池室町上がる)
http://web.mac.com/mitakue/iWeb/Site/1A645EB6-3687-4152-BA5E-78FEFC436023.html

  参加費 :2500円 懇親会2000円
 
  テーマ;  謎の7世紀を、三人の女傑は、どう生きたか。   
          額田王 鵜野讃良(持統)  武照(則天武后)

 小野妹子の遣隋使(607)から大宝律令(701)までの7世紀、東アジアは大激動期でした。
 朝鮮半島は、新羅が統一し、日本列島には天皇とともに皇祖神アマテラスが誕生します。
  
 大陸では唐の太宗から「高句麗の淵蓋蘇文を許すな」の遺言の下、高宗は軍事出動するが、
 内政を任せられた則天武后は、高宗の死後、全く新しい王朝の「周」を開く。
  そのとき、「日本」が承認された。

 この時代、倭国の運命を決定したのは、最後の「鏡の巫女」となった、額田王でした。
 彼女が詠んだ歌には、隠された大きなメッセージがありました。 

  飛鳥から大津に向かう時に詠んだ
     「秋の野の み草刈り葺き宿れりし 宇治のみやこの 仮庵し思ほゆ」

  天武との再会で詠んだ
     「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」

  天智への挽歌 
     「かからむの心知りせば 大御船 泊てし泊まりに 標(シメ)結うはましを」 

  そして、晩年の弓削皇子との相聞歌。 
     「み吉野の 玉松ヶ枝は はしきかも 君が御言を 持ちては 通はく」

  額田王の歌の真意を通して、日本国誕生までの、真実を研究です。 
  縄文の「玉の王権」と、ヘブライのかかわり、「ご神体」の行方、を浮き彫りにします。

 ps: 冒頭では、簡単な時事も話します。

名古屋の選挙(知事選・市長選)をみて・・・。

 低投票率の中、河村(もと民主党)=大村(もと自民党)ラインの圧勝。
 それぞれ、次席候補に対し、トリプルスコアでした。

 このふたりは、共に、テレビタックルの常連でした。
 メディアの露出度と話題性は、十分でした。
 
今回はっきりしたこと。

① 「政党」のくくりとは違う次元で、「選挙」が動いている。

② 公務員と議員の 給与や待遇は、国民=有権者が決めるもの、
  と 普通の日本人が意思表示したこと。

「税金の使い道は、税金を払う人がきめる」  ... これ当たり前なのですが、 

 これまで、 

 門閥と公務員試験で選ばれた一部の人間が、
  自分達のために、優先して税金を使うことを決めていたことに、

 それは、おかしい、と ようやく、日本人がきちんと認識し出した、ということ。

「主権者」であることの自覚が、ここまで到達。
 
でも、大半の有権者が、まだまだメディアに振り回されるので、この国は、グラグラです。 

とにかく、完全な情報公開法をつくること。
そして、適正な給与・待遇の規準をつくるための運用ルールをつくること。
これがないと、国家運営費の基礎数値が見えてこない。

中東と北朝鮮を結ぶもの。イスラエルは消滅か、移動か?

 昨年、チェニジアでジャスミン革命がおき、今年に入り、エジプトでは、
親米独裁政権だったムバラク政権に対し、民衆が「ノー」を突きつけています。

ムバラクは、サダト前大統領が1981年に暗殺された後に就任し、サダトが作り上げた、
イスラエルとの中東和平を、絶対に守りぬくことを、その政治信条にしていました。
それが、政権を独占し、反対者を押さえ込み、腐敗を生んでいきました。

このムバラクですが、まだ青年時代に、ソ連のモスクワに留学したことがあります。
そのとき、同級生だったのが、北朝鮮の金正日でした。
この両者は、ソ連が解体した1990年以後も、連絡を取り合っていました。
エジプトは、イスラエルと平和協調路線とりました。もちろん、国内には多くのイスラム
教徒がおり、イスラエルの存在そのものに反対するものもいました。

 サダム大統領が、死の直前にしたためたとされる手記に、
「自分は、今まで永年の旧敵とされていた、イスラエルとの間に平和を作り上げた。
 これで人生の終わり。あとはただ昇天を待つのみである。」と記述があるように、
イスラム教徒としては、戦後になって、どかどかと入り込んできたイスラエル国家、
すなわちユダヤ人との政治的妥協は、どうしても、許せないものなのです。

そうした声を押さえ込んで、緊張の中で国家存続と経済発展を図ったのがムバラクでした。
サダト大統領の暗殺を直接見ていたから、ムバラクは、アメリカとイスラエルによる,
中東での戦略シナリオに直接、歯向かうことはせず、「果実」のみを探し求めました。

80年代から始まったアメリカの戦略とは、イラクのサダム・フセインをモンスターにして、
石油を吊り上げることでした。
これで、1972年以来の原油売買のドル建て原則の中で、世界中でドルの需要が高まり、
金本位に換わって、ドルは、石油本位、戦争本位となって、通貨の価値が保たれたのです。

その覇権国の通貨米ドルが、21世紀になってリーマン・ショック後の今、日本のみならず、
新たに台頭した中国による国債の買い支えによって、ようやく支えられる時代になっています。

21世紀に入って、まず最初に公然と、イスラエルを非難しだしたのは、イランでした。
これは、アメリカの経済的な衰退が、イスラエル支援を弱めさせるのを十分に見越していた
行動です。 これに、ベネゼエラも続きました。

21世紀、ドル支配体制が危うくなった時、アメリカのブッシュ政権は、このイスラエルと組んで
ネオコンを形成し、「911」を演出しましたが、その結果は、イラン・北朝鮮と関係の強い
中国を経済的に大発展させる引き金となりました。
それと同時に、イランのアフマドネジャド大統領は、全世界、なかでも、イスラム社会にむけて、
イスラエルの国家としての正当性について、「地図から消えるべし」と堂々と否定しだしたのです。

この時点で、イスラエル国内には、 どうも、二つの考えがあったようです。

 イスラムに譲歩し和解して共存するか、それとも、和解せず、この土地にこだわるのか?

このとき、今度は、イスラエルのユダヤ人の側から、このパレスチナのイスラエル国家の存在
そのものの正統性に疑問を投げかける著作が出ました。
 シュロモ・サンドの『どのようにして、ユダヤ人は創造されたか?』。

この本が出て、19世紀末から始まった、シオニスト運動、そして、ヒトラーの迫害から
戦後の1948年のイスラエルの建国について、それが、本当に、神聖な神の意志なのか、
その宗教的確信が揺らぎ出します。これは、政治的創作だったのではないか、と。

今からちょうど一年前、日本のイスラエル大使館では、ものものしい警戒態勢の中、重要な会議
が開かれました。 このユダヤ人の人造国家の運命について、重大な決意発表があったようです。

 それは、ネオコン路線をつかってでも、中東にこだわるのか?
 さらに、もし、その路線が破綻したと分かった時には、
 今のイスラエルを捨ててでも、新規に別の土地に移動するのか?

その結果は、昨年の一年間に、「神の意志」によって示されたようです。

哨戒艦「天安」が爆発沈没し、さらに、北朝鮮では、三代目に金正恩が決定です。

今、ロシアの中国黒龍江省の国境には、プロビジャン自治州という、ユダヤ人自治区があります。
1980年代からは、この地のユダヤ人にも、イスラエル入植が進められましたが、戦争の恐怖で、
90年代以降は再びここに戻り出し、そのときに、かつて戦前に日本軍がこの中国東北部(旧満州)
に、ヨーロッパからの亡命ユダヤ人を取り込んで、ここに理想国を作ろうとしていた事実が話され
たようです。

 石原莞爾の「五族協和」の理想の中にも、ユダヤ人が、隠れた主役になっていました。
それは、「ユダヤの毒(技能・知恵)をつかって、おいしい料理《理想国家》をつくる」という
『河豚計画』と呼ばれるものでした。

 この計画は、日本の敗戦、そして、戦後のパレスチナでのイスラエル国家建国で消えてしまい
ましたが、 今、世界の厄介者として存在する中東の人造国家の650万人のイスラエルの民が、
今後、移動するとしたら、それは、どこになるのか?

21世紀になってからも、イスラエルからは多くのユダヤ人が日本に来ましたが、そのとき、
「失われた十支族」の足跡を活発に調べたユダヤ人の調査機関がアミシャーブでした。
彼らの目的は、日本にいる「イスラエルの同胞の民」を見つけ出した後は、戦後、中東にできた
イスラエル国家に集めさせることでしたが、 

 2011年初頭の国際政治の実情は、それとは、まったく逆で、
そのイスラエルの、国家そのものの存続が、完全に危ぶまれる事態になりつつあるのです。
そのとき、強硬派のネタニヤフ政権は、これまで同様、さらにまた過激に成るだけでしょうか?

 こうした状況を、「神の意志」と読み取るラビたちは、どう読んでいくでしょうか?

 もしかしたら、新たな「安住の地」を求めだしてるのではないか?
 その地を、どこに探し求めることになるのでしょうか?

それは、日本?

 いや、そのまえに、いま、全く新しい体制になろうとしている北朝鮮がある。
ここには、かつての「河豚計画」を知っているユダヤ人、そして、日本軍の特務の生き残りも
存命している可能性もある。
 昨年、北朝鮮は、米韓による度重なる挑発の中、中朝国境の黄海側、すなわち、丹東の隣に、
新たに「経済特区」を決定し、11月の中朝首脳会談後、中国側がその基盤整備のために大規模な
投資を始めているが、この背後に、もしかしたら、ユダヤ人がいる可能性も高い。

 中東から、人造国家イスラエルを、この北朝鮮の中に、移動させる。

もし、それが、ラビたちの大方針として決定したのなら、アメリカのオバマ大統領による、
「ムバラクは民衆の声を聞くべき」、すなわち、「すぐに、政権を移譲せよ」のメッセージには、
より深い意味が込められていることになる。

 そこには、イスラエルを完全に四面楚歌に追いこみながら、イスラエルそのものを東アジアに
誘導させる大戦略が発動され、その一環としてオバマが動き出した、とも見ることができる。
 
 私はいま、できるだけ早い時期に、大連や,丹東、吉林に行きたくなった。
 そこで、一体何が起きているのか、この目で、ぜひとも、確認したい。

29日のDVD発売開始。それにしても、天木さん、過激ですね。

1) 29日の皆神塾のDVD, 発売が始まりました。

    株k20 もしくは、 猫屋 さんに、どうぞ。
  
   2010年に、何が起きたのか? (ブルームーン から、冬至の皆既月食)
   そして、2011年1月に、どんなことが始まっているのか?

   きちんと整理しました。
   
   これからの2年間は、戦後のアメリカ覇権の下で、好き勝手をやっていた人間の
   権力を笠にした「悪辣ぶり」が、どんどん出てきますよ。
  
   私の役目としては、その先にあるものを、見極め、そなえること ですが。

2)小沢一郎 が 強制起訴。

   昨年、すでに、検察が不起訴にしている事案です。
   これは、主権者である国民が、さらにまた、いい勉強をすることになります。

   国家を私物化する人と、それにぶら下がる人。
   こうした構造を、徹底的に払拭しないと、未来は見えてきません。

   今の日本の変革は、文明史的次元での大変革。


   人間の住空間は   自然否定の都市化   から  分散し自然に溶け込み に
   産業のあり方は   人間性否定の工業化  から  人間の魂に響く芸術化 に
   権力構造の形は   ピラミッド から  フラット に

   そして、最も重要なのが、情報の質と流れ方の劇的変化。

    このとき、全ての人間が、主役になります。
    これは、日本から始まります。 なんたって、「菊」と「桐」の国ですから。

3) もと外交官の天木さん、

   小沢強制起訴について、過激に書いています。
   http://www.amakiblog.com/archives/2011/02/01/#001816
   
 以下少し、抜粋します。

「小沢一郎と一面識もない私が、小沢が好きでも嫌いでもない私が、そして小沢の
 政治と金の問題について確たる情報も意見も持ち合わせない私が、なぜここまで
 小沢一郎の強制起訴を歓迎し、それに徹底抗戦する小沢一郎の行動を評価し、感謝
 するのか。

  その答えは唯一つだ。

 それは、この世の中にある数々の不正義、不条理のなかでも最も重大で深刻な
 この国の検察・司法制度の不正義、不条理を、小沢一郎の強制起訴とその後に続く
 法廷闘争が、暴露し、鉄槌を下してくれるかもしれないと期待するからだ。

 司法制度改革の裏にある司法官僚の悪、その背後にある米国の思惑、その手先
 である検察審査会の8人の審査員の正体・・・それらが白日の下にさらされなければ
 ならない。」    ーーー抜粋、おわり。

... 国家権力、それも、アメリカの特別行政自治区の、歪んだピラミッド構造が、
  どんどん、解体するのは大歓迎です。
  日本の戦後は、土地本位の金融システムと、輸出向けの工業化で大発展しましたが、
  ここには、金融面では、日銀・大蔵の澄田、 産業面では、通産・資源の和田、による、
  磐石な天下り構造がありました。

  年金・医療についても、 まだまだ闇が深く、病根がえぐられていません。
  
  日本社会で、司法の根幹部分の意識が変わると、私達の自身の権威に対する意識のあり方も、
  これから、急速に変わっていきます。また、国家権力との付き合い方に対しても、それを
  従うべき「お上」から、自分たちが作り出す「規範」だ、との主体的自覚が生まれてきます。
  
4) 今、グローバル化の時代。 どう、個人(家族・共同体)と国家の生存を 確保するか?

   とくに、TPPと関連し、農業の現場、生存に直結する「食」の安全保障のことです。
  ここを、どうするか?  中でも農地。今では、日本は、中山間地が主体です。

  本来なら、関東平野こそ、最大、最良の農地で、ここなら国際競争に勝てる大規模化
  ができるのですが、いまでは、だらだらと住宅地が広がっています。

  そして、日本の穀物需給率は、30%を切っています。
  フランスなどは、140%で輸出国なのに。 

  戦後の工業化は、国土利用において、地球のイノチの神様から罰せられて当然です。
  そのなかで、もう一つの困った現象が出てしまい、この解決がかなり、重い。 

... 戦後の農地解放で、全国に多く誕生した自作農。
  この人たちは、農業を真面目にやることよりも、自分の所有権となった土地を
  公共事業用地として、如何に高く国に買い取らせるか、を保有目的にしてしまったこと。

  これは、司法の独裁や天下り構造の対極にあった、戦後の宿弊です。

  こちらにも、メスを入れないと、日本に未来は開けない。

« 2011年1月 | メインページ | アーカイブ | 2011年3月 »

このページのトップへ

最近のコメント