2009年9月/新井信介 「京の風」バックナンバー

2009年9月

日田の金銀錯嵌珠龍文鉄鏡。 日本の通貨誕生。

1)  日田の鉄鏡

 きれいなホームページができたようです。
 来年2月に、この鏡(3世紀のもの)をめぐって、大きなシンポジウムもありそうです。
http://www.netpia.jp/history/kinginsakugan_shuryumon_tekkyo-restoration_replica-Japanese.htm

2) 日本列島に、 いつ、どのように王権が発生したか、ほぼ分かりましたが、
 まだ、確定的でないのが、その変化・発展の具体的な状況です。特に、

  天智、 天武、 持統、 聖武  の それぞれの 天皇像、天皇権 の違いです。

これには、 宗教要素も絡みます。

 ユダヤ教  道教  景教  仏教  ゾロアスター教

ひとつだけいえること。

 日本では、伊勢神宮にアマテラスが、持統天皇によって正式に祀られてから、
 そのあとに国家として、通貨の流通が始まり、古事記日本書紀が編纂されています。

3)通貨に関しては、
 
 3000年以上前、中国の殷朝は、日本の沖縄・奄美から宝貝を輸入して使っていたが、
 周代からは、鋳造の銅銭が使われ、春秋戦国時代は各国でバラバラに作ったが、
 秦の始皇帝がそれらを統一し、そのあと、前漢時代には、税収は、銅銭に限定させた。

 しかし、日本列島では、その始皇帝から、900年以上経って、
 
 天武のときに、初めて「富本銭」が試作され、708年に「和同開珎」の流通が始まりました。
 この間に、倭国は、律令を完成し、 国名を、日本に変えています。
 
 この中国との違い、 特に、この900年の意味を、 しっかり、考えたいと思います。

円高・グローバル化・少子高齢化で、芸術化しかない。

 バラクと由紀夫。  アメリカと日本の行政のトップ同士。

 ともに、戦後のアメリカによる 一極支配体制の変換を進めます。

 戦後のアメリカ帝国主義は、 「世界を、分割して統治する。」 でした。

 そして、そのアメリカの豊かさと強さは、石油支配が支え、
 さらに、情報技術が、金融のグローバル化を進めました。

 それが、このバラク=由紀夫の時代になり、

 脱化石燃料 と、 貧困層の底上げ が、 国際政治の目標に。 
 

 「分割を止める」とは、 「世界を一つにする」 ことを意味しますが、
 そのとき、その統治は、誰が主導するのでしょうか?

 軍事力 や 金融資本 による、 強圧的、あるいは詐欺的統治 は、
 誰だって御免です。

 この地上に住む68億人は、 今後、何を尊敬し、それに従うでしょう。

 恐怖と欠乏で、 人を、脅しつけることを、一切することはなく、
 歓喜と充足で、 人間として生きている幸福を 実感してもらうことができる。

 他人を支配することなく、
 そこにいるだけで、 その人に出会うだけで、

 心に、潤い 安らぎ さわやかな希望 が 沸いてくること。

 問題を解決する、意思、経験、技術。  さらに、 信頼を生む、智慧。   

で、 その点、日本の現状は?

 企業活動としてのものつくりは、 円高と、 市場規模 から、
 どんどん、海外の途上国、新興国と組んでするようになります。

 これは、逃れられない事実。

 EU と アメリカ で、 人口は、6億5千万。
 その点、 アジアでは、中国・インド・アセアンなどで、40億ちかく。
 
 所得の上昇を望む人間は、 これから、ますます、 途上国に向かいます。  
 
 すでに、 日本市場で売れるようになる、  日本基準を満たす、
 これが、  ものつくり での、 経済的な成功 の合言葉になっています。

 日本人全員が、 先生になる時代 といってもいいですね。

 日本市場(業界)から信頼される人間になって、 しかも、
 途上国・新興国で、 教える存在。
 今、海外で活躍されている人間は、こうした人です。
 
 それよりも、日本列島内に暮らす、普通の人は、今後、どうなのでしょう。
 自分の生きている、その現場を美しくする人間は、当然、愛され慕われます。

 工場の機械のような人間から、 
 生きている毎日が、そのまま、 芸術作品のような 生き方。

 人間は、 生まれた以上、 必ず、死にます。
 その寿命が、 短いものであれ、 長いものであれ。
 心に何を抱いているか?  死ぬときには、 それがすべてです。

 日本に今、 100歳以上が、 4万人。
 65歳以上が、 2800万人。
 独居老人が、 400万人。

 これが、 10年以内に、団塊の世代が加わって、
 それぞれ、 倍前後に、なるでしょう。

 国家の公的負担の財源をどこに求めるか?
 企業は海外に出て、日本国家には税収をもたらさず、
 これまでどおりの20~50歳代のサラリーマンは、所得も減って行きます。

 しかし、円高は、海外での生活に、さらなる ゆとりをもたらし、
 日本国内では、日用雑貨や衣料、家電は、どんどん、価格が安くなります。

 国家の大戦略が必要です。

 ものつくりの基地にするのではなく、
 ものつくりの研究機関と、 人間の幸福追求の実験舞台に。

 単なる、アート でなく、
 暮らしぶりそのものが、芸術であること。

 花鳥風月 と響きあって、 自分の物語を 形にしていく。

 ここを目指しましょう。

ここで日本の出番。「核なき世界」構築の国連決議

2009年9月24日は、歴史的一日として、世界史に刻まれるでしょう。
核兵器をなくす、と、核の保有大国が、宣言したのです。

前提にあるのは、 国境を越えた、人類の責務の自覚と、信頼の醸成です。

帝国主義の総本山アメリカに、オバマを生み出した力。
これは、間違いなく、 人類の<時代精神>といっていいものです。

具体的には、経済の建て直しが必要なアメリカと中国の利益が、戦略的に一致した
ことがあげられます。裏側にいるのは、国境を越えて、仲間の相互扶助を目指す、
華僑の中でも客家たちで、「梅の花」が咲き出した姿でもあります。

 人類そのものが、これまでと違う次元に向かっています。
 そして、国家の役割が、急速に変化しています。
 もちろん、日本も大きく変わります。 

以下読売新聞。

【ニューヨーク=吉形祐司】
 国連安全保障理事会は24日午前(日本時間同日夜)、核不拡散と核軍縮に関する
首脳級会合を開き、「核兵器なき世界」の条件作りを目指す決議1887を全会一致で
採択した。

 核不拡散体制の徹底とともに、核軍縮と原子力平和利用を推進、将来的には核兵器
の廃絶を実現しようとの目的を、

 核を保有する常任理事国が中心となって進めようとする 歴史的な決議となった。
 
 鳩山首相も、唯一の被爆国である日本が積極的に取り組む決意を表明した。

 安保理首脳級会合は、9月の議長国である米国が提案。核廃絶を提唱しているオバマ
米大統領が、日ごろ安保理の議長となる国連大使に代わって、史上初めて米大統領自ら
議長を務めた。

オバマ大統領は会合の冒頭、 「国連は(核戦争の)危機回避において枢要な役割を担っ
ている」と強調。さらに、「イランや北朝鮮の(核開発中止を求めた)安保理決議」に言及し、
「今後12か月が今日の決議と核拡散防止の成否を決める極めて重要な時期となる」と述
べ、全加盟国に迅速な対応を求めた。

 決議は、核拡散防止条約(NPT)未加盟国に非核保有国としての加盟を、すべての国に
爆発を伴う核実験の自制を求めた。核実験全面禁止条約(CTBT)の加盟、批准もすべて
の国に求めており、同条約を批准していない安保理常任理事国の米国、中国は、自ら責務
を負うことになった。
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「東アジア共同体」は、統一の歴史観が大前提。

 鳩山内閣は、自民党政治に止めを刺します。
これは、国民による本格的な革命の端緒となる可能性があります。

革命とは、社会を構成する規範のもと=「権威」 の交代をいいます。

日本社会の場合、その権威は、戦後になっても歴史的に一貫して、天皇です。
天皇の存在は7世紀に創出された後、 幕末の尊皇攘夷で再確認(再評価)され、
明治の薩長政府によって、中央集権の核にバージョンアップされていきました。

さて、多文化共存の「友愛」を掲げ、人類社会に「環境対策」を求め、そこに、
ビジネスチャンスもある、という鳩山さん。

国連総会の前に、中国の胡錦濤さんと面談し、
「東アジア共同体」構想 を提案です。

この発想は ビジネス現場からの要請と、 ヨーロッパのEUに倣った地域統合から
来ているのでしょうが、アジアで国家を乗り越えるときに立ちはだかる大きな問題は、
 皇帝 と 天皇 の関係です。

民主党は、 どこまで、真剣に考えているのでしょう。

地域統合の手本はヨーロッパですが、そこには、4世紀に確立した「三位一体」の
キリスト像=カトリック(正統)に対して、それをどう考えるか、という問いかけが、
統一した基準つくりの出発になっていましたが、 アジアでは、どうでしょう。

ヨーロッパ近代は、カトリック(正統)の権威に疑問を持つ宗教革命から始まり、
神をどう理解しているか、自分の考えを確認していくことで 自我形成が進められ、
それぞれの政治的立場を確立していき、各個人が統治者としての権利(参政権)を 
獲得していきました。 

 しかし、東アジアには、そうした共通した「正統」は、あったのでしょうか?

 中国では、孫文は皇帝権を否定し、毛沢東は、その皇帝権の正当性を保証した
儒教を否定することで、封建的土地所有関係を壊す、社会革命を達成しましたが、

日本は明治期に、その儒教での上帝 と カトリックでの神 という思想的地位を、
天皇の権威の中に取り込んで、アラヒトカミにまで、成長させていったのです。

皇祖神アマテラスの肉体の継承者である天皇陛下 に、 天皇霊のスメロギが、
「三位一体」化しているのが、アラヒトカミ。  これは政治的に作られた概念です。

それを思想的基盤とする政治行動が、支配地域の住民全てを、天皇の赤子=皇民
とする、 「大東亜共栄圏」 構想でした。

 この日本発の政治概念に対し、アジアの各地域の反応は、まちまちでした。
王権の確立していなかった、台湾や島嶼地域では、進んで日本人とおなじく、
天皇の赤子になりましたが、 朝鮮、中国、シンガポールでは、違いました。 
大反発が起きました。 朝鮮は日本に併合されましたが、中国政府は分裂し
最後はアメリカに助けを求めました。

 アジアにはこうした過去の経験があります。

その「大東亜共栄圏」との違いを明確にしないまま、
安易に「東アジア共同体」をいうのは、 拙速も甚だしいものです。

本当に、 国家戦略を出せるのでしょうか?

まだ、「東アジア経済共同体」 というのなら、 理解もされましょう。

これは、地域統合の原理でなく、あくまでも経済的な相互利益を、
戦略的に追求するものだからです。

>> 何を 新たな権威とするのか?

ここに共通点を見出せない限り、「東アジア共同体」は、完成しません。

自民党政治を終わりにするのは、今回、政権をとった民主党ですが、
その民主党の限界は、 ここに明確に現れています。

以下は、共同のニュース記事からです。

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鳩山由紀夫首相は21日夜(日本時間22日午前)、中国の胡錦濤国家主席とニューヨークで就任後初めて会談し、日中関係について「互いの違いを認めながら信頼関係を構築し、東アジア共同体を創造したい」と提案した。
両首脳は朝鮮半島非核化に向けて努力する考えで一致した。会談後、首相が記者団に明らかにした。
東シナ海ガス田開発をめぐり、鳩山首相は「友愛の海にすべきだ」と強調し、胡国家主席も「平和友好協力の海にしたい」と応じた。
 首相は会談で、アジア各国との連携を重視する「鳩山外交」の基本方針を説明。地球温暖化対策や世界経済など国際的課題での日中協力をめぐり意見交換した。北朝鮮の核、拉致問題も取り上げ、北朝鮮が6カ国協議へ早期復帰するよう同国に強い影響力を持つ中国に働き掛けを要請したとみられる。

 両首脳は中国・天津で来月上旬にも開かれる予定の日中韓首脳会談の際に、再会談する見通しだ。首相は21日夜、会談に先立ち政府専用機でニューヨークに到着した。(共同)

今週末、26、27日、東京ドームシティーで、大信州市。

 長野県が応援する、大信州市が、週末の26(土)、27(日)に、
東京ドームシティーのプリズムホールで、開かれます。
 http://www.nagano-marugoto.com/index.html

中野市からは、 3社が参加します。
 老舗の酒屋さんの「天領誉酒造」 (中野には、5つの造り酒屋があります)
 在来木材での 木工の「原創建」 ・・・ 森盛元気
 アンテナ開発で独創技術のベンチャー企業「フェイバライト」。

是非、足を運んでください。

ロックフェラーの時代が終わったのでしょう。

 さきほどのロックフェラーー一族CEO死亡の記事に関連するのか、
今朝の最大のニュースは、アメリカのMD(ミサイル防衛)の東欧配備計画の中止です。

 日経が伝えています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 < 米、MDの東欧配備中止 オバマ大統領が声明、ロシアに配慮 > 
                                    【ワシントン=大石格】
 オバマ米大統領は17日、ホワイトハウスで声明を読み上げ、ミサイル防衛(MD)システム
の東欧配備をとりやめることを明らかにした。 次期戦略兵器削減条約の年内締結へ交渉中
のロシアの反発を考慮。 交渉の促進を重視してブッシュ前政権が決めた配備計画の中止に
踏み切り、配備先のポーランドとチェコに通知した。

 中止した計画は、2012年をメドにポーランドに迎撃ミサイルを配備、チェコに探知レーダー
基地を建設するというもの。チェコのフィシェル首相も17日、オバマ氏から16日深夜に電話で
決定を伝えられたことを発表した。

 米ロは今年4月の首脳会談で12月に失効する戦略兵器削減条約(START1)に代わる
新条約の締結を目指すことで合意。 7月に保有する戦略核弾頭数の上限などを決めた。
だが、ロシアがMD配備によって自国の核攻撃力が弱められると主張し、交渉は難航していた。(01:03)    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鳩山総理誕生の日、アメリカでおきたこと。

9月16日、日本で、鳩山由紀夫が、総理大臣に指名されました。
このとき、アメリカは、15日ですが、どうも、ロックフェラー一族におおきな
変化が起きたようです。

 以下は、ブルームバーグの記事です。

時代が変わりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
米投資会社ロックフェラーのマクドナルドCEOが死去-拳銃自殺か
9月15日(ブルームバーグ): 
米投資会社ロックフェラーのジェームズ・マクドナルド最高経営責任者(CEO)が死去した。
米マサチューセッツ州の検察当局によると、今月13日、乗用車の中で遺体で発見された。
遺書などは見つかっていないが、当局は拳銃による自殺とみている。

マクドナルドCEO(56)は過去8年間以上にわたりロックフェラーを経営、1882年に
石油王ジョン・ロックフェラーが創立した一族の資産管理会社だった同社を運用資産
規模250億ドルの投資会社へと発展させた。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:ニューヨーク 楽山 麻理子 Mariko Rakuyama mrakuyama@bloomberg.net Editor:Akiko Nishimae
記事に関する記者への問い合わせ先:
Charles Stein in Boston at cstein4@bloomberg.net .


更新日時 : 2009/09/16 07:03 JST

国民がみんなで「日本」を考える。

 日本は、どうあったらいいのか?

 誰かが決めたことに従うのでなく、

 国民各自が、自分で考えて、みんなで決める。

 やっと、まともな民主主義が始まります。

その中で、 とりあえず、選挙で掲げた「マニフェスト」を実行する。
これが民主党。

 この政権が、たとえ短命に終わっても、

 今回示される、統治構造を変革していくという意志は、 
 今後も残ります。

 特に、企業団体献金の禁止と 天下りの禁止は、
今後も国民の意思として継続し、後戻りはないでしょう。

 これで、統治構造だけでなく、実は、国家そのものが変わります。

今の日本国の形は、 明治維新でできた中央集権国家です。
そのときのイデオロギーは、天皇を権力の集結点にしました。
これが、変わっていきます。

では、今後は、そのとき以来、権力の集結点だった天皇を
どう扱えばいいのか?
これは、私たち日本国民が決めることです。
廃止という意見が出てきてもおかしくありません。

すでに、天皇には権力はなく、権威だけの存在だ、という見方も多い。

私の意見は、

天皇を、 完全に権威だけの存在に整え、 
しかも、日本人だけのものから、
人類にとって普遍的価値の集結点に変えて、
全世界に開放する。

というもの。

鏡よりも、剣よりも、なにより、
勾玉 です。

民主党政権が発足。明治の近代化の終わり。

 官僚主導の近代化。
 そして、 アメリカに乗っ取られた日本経済。

 一応のピリオドです。

 今日は、これから、「町おこし講座」に向かいます。

 中央集権体制が、崩れる以上、
 市町村が、 独自で、発展計画を作らねばなりません。

 世界に68億人がすむ中で、
 日本の、自分の町、ふるさと は、どんな役割を担うのか?

 そして、急激な高齢化。

 自分の田舎をどう生かすか、と考えているとき、今朝の信濃毎日新聞に、 
 中野市の農地を、農薬大手の住友化学が借りて、イチゴ栽培を始める、
 という記事がありました。

 これまでとは違う、農法だとおもいますが、 実際はどうなのか?
 ちょっと、気になっています。

 今日の講座は、 日本の「仏教と神道」についてです。
 <日本化する力>を、話します。

 ここを自覚できれば 放り出されている農地の新たな利用方法が
 見えてくるとおもいます。

 すべては、自分と相手との関係性の中に、あります。

木島平の「農山村交流全国フォーラム」にミネハハが。

 うれしい知らせ。
 
 “ 日文研の安田先生 と ミネハハ が、 北信州 に来る。 ”

 中野市の北側に、 木島平村 があります。
 ここには、 佐渡のトキが、舞い降りて、ドジョウをついばみました。

 私の大好きな馬曲温泉もありますし、なにより、ここのおコメは、  
 今、日本の寿司職人の間で、最高の評価を受けています。

 美しい田舎。
 これが木島ですが、  ここで、10月17~18日、
 農山村交流全国フォーラム が 開かれます。

 副題に、

 「農村文明の創生と 都市との共生に向けて」 とあります。

 17日(土)の午後、 木島平村体育館で、

 基調講演を、日本文化研究センターの 安田喜憲 氏。
 そして、 木島平村からの事例報告のあと、

 午後3時から、  ミネハハ が、 歌います。

 ミネハハを、 このフォーラムに招くように推したのは、安田先生です。 
 
 元々安田先生は、環境考古学が専門で、それまで確認されていなかった
 稲作による巨大文明=長江文明の発掘をすすめ実績を上げだしたのですが、
 日本の既存の歴史学者や古代史の権威からは、門外漢の扱いを受けて、
 心が折れそうになったこともあったようです。

 それがミネハハの 『天地をつなぐ物語』 を聞いた途端、全身が震えだします。
 自分の仕事に込められている「天意」を感じ取り、涙が、溢れたといいます。

 以来、安田先生は、人間と水の関わり、を探求し、自然と対決するのではなく、
 自然環境を壊さず、それに共生する稲作文明を、明確に浮かび上がらせます。
 そして、現代人にとっての課題として、関東では、秩父今宮神社 に何べんも
 脚を運んでいます。 昨年、私も、この神社で、講演させていただきました。

 ミネハハは、このフォーラムの前日までは、京都にいて、インドからの
 国賓(ミネハハの小学校を支援)をアテンドした後、急遽、北信濃に
 入ることになったようです。

 あのミネハハの声を、生で、 郷里の人に聞かせたい。
 私の この夢が叶うことになりました。

 木島の次は、 中野に来てもらいたい。
 中野は、 歌の聖地 なのですから。
  (中山晋平、 高野辰之、 久石譲 を輩出しています)

有意義な東京滞在。地球史から考える古代。

 1) 皆神塾では、

  古事記・日本書紀に、 初代の神武天皇を
 
  「カムヤマトイワレヒコ スメラミコト」  と、
  なぜ、書かれたのか?  ここを話しました。

  私たちが、呼び習わしている、漢風の呼び名「神武」は、
  記紀が書かれてから、約60年も経った後、 

  弓削道鏡が、完全に中央政界から外された後、
  桓武天皇の即位直前に、つけられたものです。

2) 本に関し、ブレーンが集まりました。

  日本問題を考えるとき、天皇の起源を地球全体で考えようと。

  そして、話題は、日本の縄文時代の前の人類のことです。

  そう、日本では、さながら、野尻湖人がナウマン象を追いかけていた時代。

  これは、旧石器から新石器時代ですが、基本的には、氷河期 です。

  このとき、人類(新人 クロマニヨン)は、アフリカから世界中に飛びし出しますが、
  その過程で、どう分化し、それぞれの地域で、文明・文化を発生させていったのか、 
  この視点が大切だと。

  そのあと、この氷河期が終わった1万3千年前から後の8000年間に
  地球上では、最大80Mも海面が上昇します。これが縄文海進です。

  それが5000年前になると、一転して小寒期に入って、今度は山岳部に、
  毎年定期的に積雪が始まり、春には大量の雪解け水が発生します。

  この中で、各地で地形的変化が生まれだんだん定着し、
  地域ごとに、それぞれに暮らす人間に、固有性が明確化します。

  日本は、縄文海進の8000年間で、陸続きだった大陸から切り離され、
  今の列島の形を形成します。
 
  島国日本の誕生。
 
  それに対して、 巨大なユーラシア大陸とアフリカ大陸。

  それぞれの地域で、 どんな感性が発達したか、
  ここから、見直そうとなりました。
 
 面白い本になります。

明日12日(土)、東京で皆神塾です。

民主党政権の誕生。

  選挙後の政治状況は、勝利した民主党も、組閣をめぐってドタバタですが、
  この政権を見つめるとき、私たちの側では、政治や社会に対する、理解や認識の
  質・形・深さ で、実は、どんどん、新たな進化が 始まっています。

  誰かが決めて、私たちに与えられるものを選ぶ のではなく、
  こうあってほしい、を、私たちが、いかにして実現するか、という、主体性の確立です。

  簡単にいうと、「何事も、もう、人任せにはしない」。
 
  これは、 この回の政変が、単なる政権交代に とどまらず、
  「意識の進化」と「文明の転換」 を加速する、契機になっているのです。

 特に人類全体の課題である<環境>が、日本の政治でも、ど真ん中に座りました。
 
 鳩山次期総理は、 CO2 削減の 1990年比 25%削減を表明です。

 これは これまでの、国際政治の本質 ・・・「希少資源の権威的分配」 に、
 どう関わるのでしょう。

 資源の「希少」の部分が、強調され、
 今、あるものを、どう生かすか、その智慧が、日本のみならず、
 国際社会での「権威」になって行きます。

 資源に限らず「奪う知恵」 が、 もはや、
 何の権威(尊敬の対象)にも、ならなくなるのです。

 有限の中で、 無限の富を 生み出すには、どうすればいか?

 私たち日本の先人は、 それを、
 時間軸の上での、 「循環」 の中に、 求めました。

 今、それを、理論化し、 普通の実生活で生かすこと。
 本来の、花鳥風月 です。
 
 そこに、個々人の心を感動させ、 生活に潤いを与える、
 文化ソフト=表現手段(芸術性・物語性) を 乗せていきます。

そのための、 「技術革新」  と  「情報公開(共有)」。

みんなで、話し合いましょう。以下、再掲します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 ご関係各位

平成21年9月12日(土)に皆神塾を開催させていただきますので、ご案内いたします。
 お知り合い等お誘いあわせの上ご来場いただければ幸いです。

日時: 平成21年9月12日 (土)  14時~16時 (その後約1時間程度質疑応答)

 場所:  「東京外国語大学本郷サテライト」 3階セミナールーム
     
   東京都文京区本郷2-14-10 〒113-0033 TEL&FAX:03-5805-3254

最寄り駅 :  メトロ丸ノ内線: 本郷三丁目駅(M21) 2番出口下車徒歩3分
         地下鉄大江戸線: 本郷三丁目駅(E08) 5番出口下車徒歩4分
         JR線:御茶ノ水駅 お茶の水橋口下車徒歩7分

会費: 3500円

講演内容:   『日本の新世紀。繁栄の基盤とその阻害要因』

 ・・・ 9月に、日本は新政権を発足させますが、ここでの課題は
     「膿だし」と、新たな「成長」のタネ探しです。
     しかし、現在、進行する土地価格下落の中で、
     これまでどおりの「信用創造」は、 不可能です。

 ・・・ 少子高齢化する日本社会で、こう生きればいいという、
    「新たな希望」と、具体的「安心装置」ができないと、消費は進みませんし、
    金融機能も十分に行き渡りません。

 ・・・ 資本主義の初期段階にある、中国・インド・ロシアには、製品開発力や環境対策に
    限界があります。

 ・・・ グローバル化の時代、私たち日本人が、地球全体まで視野に入れた、人類全体の
    未来設計図を作り出さない限り、この日本の経済も回復しません。

 >>> もちろん、そこでの基本は、花鳥風月の世界ですが、
     私たちが、そこに乗り出すときに横たわる、最大の難問が、

     <<< 天皇の世界化 >>> です。

 ・・・ 中華皇帝や、西洋のキリストとの違いを、明確にしながら、
    日本の世紀を、考えましょう。

連絡先: 株式会社 K2O 室伏 
  (事務所:03-5807-1395 携帯:090-5804-5078  FAX:03-5807-1396)
    E-mail: akimasa-murofushi@jcom.home.ne.jp

最大の安全保障は、<世界から愛される国>になる事。

 民主党の鳩山内閣に、国民新党と社民党が加わる 連立協議が決定。

 これで、 アメリカとの属国関係に、変更が出ます。
 
 沖縄の基地移転、 地位協定。

 日本政府への揺さぶりは、つねに、 東アジアでの「危機」の演出でした。

 アメリカの核の傘。 中国・ロシアの核ミサイル。
 
 こうした殺傷兵器は、それが存在しても、 それを、日本に向けて、
 現実的に、 使う意志・意図を消せば、 機能しません。

 愛される国になる。
 護ってあげたい、とおもわれる国になる。

 やり方は、あります。
 まず、 私たち日本国民が、そういう国になると、決意する。

 軍事小国でも、 舐められず、 尊敬される道はある。

 それには、 まず、自衛隊の存在意義とその価値を肯定した上で、
 警察予備隊として発足した当時の、アメリカの日本占領軍の補佐部隊でなく、
 本当に、日本国民をまもるために、武装した、名誉ある組織にすること。

 その第一歩として、まず、 僻地の救急医療に、 すぐに、 
 自衛隊のヘリコプターを活用できるように、法整備すること。
  >> 自衛隊管轄の、医療ヘリ は、1~2万台 あってもいいでしょう。
      ヘリコプターは、 平時でも、戦時でも、使えるものだからです。
      それは、各市町村の警察と連携して、常備しておくべきです。
 
 さらに、国内の自衛隊の基地内には、 あらゆる被災を想定した、
   復旧・救護の 模擬訓練 コーナーを常設し、 
  >> 学校・地域住民が定期的に、 参加する機会をつくる。

 そして、なにより、
 
  中産間地域の復興事業(間伐・枝払い、植林・土壌改善、林道建設など)
  に、多くの人力をだし、各地のNPO組織と組んで、共同作業をすること。

 自衛隊を、敵を殺傷し、自然を破壊する機能だけをもつ、特殊な組織にしておく
 のでなく、この組織の人間に、日本列島での人間、自然、そして、文化的な暮らしをも、
 >>>  蘇生させる機能を、 持たせること。

 これは、自衛隊の中に、新たな部局をつくり、専門の組織を作ってもいいし、
 総務省のなかに、新設組織をつくって、そこに、出向している形でもいい。

 民主党。

 本気 に なるなら、 応援します。

 社民党。  

 理念にとらわれた感情をでなく、 現実を冷静に見た理性で、行動せよ。

マルクスを超えた新世界に突入。

 サブプライム破綻後、人類世界は、新段階に入っているのですが、
これが、同時代に生きる普通の人間に自覚されるには、 二つのことが
必要です。

 一つは、 自分の毎日の暮らしぶりに明確な変化が現れ、その実感を持つ。
 もう一つが、その変化した現象に対し、変化を生んだ力の核を、きちんと理解する。

ここで、参考になるのは、 <マルクス理論> です。

 1859年に発行された『経済学批判』の序文で、 マルクスは、
 自身の 「唯物論的歴史観」 を一般的に 次のように説明しました。

  1 生産力の発展に対応する生産関係が 社会の土台である。

  2 この土台の上に法律的・政治的上部構造が立つ。
    土台が上部構造を制約する。

  3 生産力が発展すると 古い生産関係は桎梏(しっこく)に変わる。
    そこで社会革命が始まり、上部構造が変革される。

  4 生産関係の歴史的段階には、 
    アジア的、古代的、封建的、近代ブルジョア的  の各生産関係がある。

  5 近代ブルジョア的生産関係は最後の敵対的生産関係である。
    その終わりとともに人間社会の前史も終わる。

これが、一般に唯物史観の公式と呼ばれるようですが、
この中で、1 と 2 は、そのとおり。 ここに、マルクスの偉大さがあります。

で、 3の社会革命 ですが、
 人類世界は、マルクスの時代には、予見できなかった形で、進んでいます。

  情報技術の進歩による、圧倒的な生産力の拡大と、革新です。

  供給者(生産者)は、常に、需要を越える状態に遭遇し、、
  消費者のご機嫌を取らねばならなくなったのです。
       ・・・消費者庁の設置 が この典型です。
  
  しかも、 情報技術は、政策決定 に 関わる 仔細な情報まで
  放出し、 各個人の政治に対する批評を、投票行為 に 結びつけました。
  
  各個人が、統治に参加しているという自覚を 広めていたのです。

 4,5 の 敵対的生産関係は、 もうありません。

  すでに、それを超越した時限に入っています。
  
 20世紀末に、 地球環境問題を、全人類が認知したことで、
 すでに、下部構造の変化が 迫られ、 始まっていました。
  
 これから、それが、新たな、 統治の権力 を生みだします。
 民主党が、 CO2 25%削減 を言うのは、 地球人類社会で、
 新たな統治権力を、 握ろうとする現れです。

 「鉄は国家なり」、 「半導体が、国家なり」 なんて、 もう、昔。
 そこでの、チャンピオンが、石油と軍事力を握った、アメリカでした。

 これからの日本の変化は、 人類社会 を 一変させます。

 自民党は、解党しかないでしょう。 
 民主党は、 この本質を捉えているとはいえませんが、

 現場(下部構造)での、力関係の変化(桎梏)が、
 今の『風』の正体です。

 企業活動=雇用での生活保障 を超えた、 
 新しい生き方・社会のあり方の理論ができたとき、
 日本が、世界の中心になります。

『工業化』から『芸術化』。CO2の25%削減。

これから、文明が転換します。

民主党政権が打ち出した CO2の1990年比、25%削減。
私は、大歓迎。

しかし、経済産業省は、早速、多くの痛みを覚悟せよと言い出します。

なんで、また、今まで以上に、多くの出費を、国民に迫るのでしょう。
産業界は、国民に、新たに、省エネ家電、省エネ素材を、無理して、
買わせたい意向なのでしょう。 

悪意なのか? それとも、智慧が、足りないのか?

やりようは、たくさんあります。

大量生産をする製造業は、今後は、コストと市場規模を考えて、
どんどん、海外に出て行きます。 
企業自体も、もはや、日本企業という枠にとらわれないで、 
多国籍で展開し、そして、連結決算で管理します。

これは、そうする、そうなる、のが、人類の発展過程の必然であり、
地球規模で見て、人類以外の他の生命にとっても、社会正義です。

もう、日本国内で、『工場誘致』という発想は、完全に過去のものです。

>> 地方の首長さん、議員さん、学校の先生、
    ここについて、 腹をくくりましょう。

で、次に、CO2の削減の方法ですが、
家庭の中に、多くの土と木による、有機物を取り入れましょう。
極力、 鉄と プラスチックを廃しましょう。

省エネ自動車は、もちろん大切ですが、

それよりも、 自分自身の 幸福の形を、 見つめなおしましょう。
 
工業製品を、メディア宣伝に煽られて、喜んで買いたがる、
「消費動物」から、脱却するのが一番です。

大量に機械的に作られたものを、 「所有」する ことに、
どんな意味があるのでしょう。

人間は、消費する動物になったのは、 近代化の中でも、
『文明のスタンダード』を 達成するまでの、一時的な姿です。

今は、そこに生きている、この自分自身が、 
花鳥風月 と 響きあった、 自分の世界を創ることです。

朝起きて、身支度をし、 食事を食べ、 生きていることを味わって、
自分の世界を作っていく。

これまで、国家(一部の統治者)によって、
「恐怖と欠乏」の危機(意識)を 過剰に吹き込まれ、
私たちは、 強引に、自分の労力・時間、そして、人生や生命まで、
彼らの都合にいいように、 消費させられ続けてきました。 

それを、転換する。

 自分の喜びを形にして、出会う人に、届ける。

地球に降り注ぐ、太陽エネルギーは無限。
宇宙からは、多くの智慧が、降り注いでいる。

これを使って、まず、 自分の生存を確保し、 さらに、 
自分の世界で、 どんどん、周囲に喜ばれるものを、 生み続ける。

「工業化」 は、 スタートの段階では、社会に利便性を与えましたが、
いきわたると、 陳腐化します。 
その上で、 次々と、新たに、購買欲を起こすために、さらなる刺激を、
商品に乗せますが、 それが、多くの場合、無意味、無感動とわかってきました。

自分の存在をどう捉えるか?

自分の心の深いところ、自分の魂、自分の尊厳、
これらに響くものしか、 人間は意味を見出せなくなってきます。

自分の血に流れる過去の記憶、 
自分が立つ大地に繰り広げられていた物語、
他のすべてを投げ出しても、味わい続けたい、響きや出会い。

こうしたものを、皆が、求めだします。

それは、 まさに、人生そのものが、『芸術』になることです。

これまでの、企業社会の、単なる、一つの、パーツから、
感動の表現者に変わることです。

移動や、生存に関わる 利便性に、最高度の効率をもった、
文明の利器の開発・普及は、今後も必要です。 

これをする企業活動は不可欠で、さらに、日本以外の全世界にも
広げていくしかりません。 

しかし、 これは、あくまでも、私たち個人個人が、自らの人生を
芸術化する、その道具立て でしかないのです。

これらは、主ではなく、脇役です。 本来、少数者の仕事です。

主役は、 あくまでも、 生身の 「人間」、 
あなたであり、私であり、皆さんすべてです。

自然界にあるものを、 人間の創意工夫で、
自分の物語の世界の中に、どんどん、美しく取り込んでいく。

やっと、町中を、 花鳥風月、宇宙リズムににあった、
芸術作品に作り変える、 最大の機会を、
私たちは、神から、与えられました。

そこにしか、 CO2 25%削減の道はないでしょう。

>> たとえば、地域の再生に、

 荒れ果てた中山間地域に、
 コンクリートと鉄のガードレールを持つ林道はいりません。
 最高に景色のいい標高線に、幅2メートルくらいの道を拓き、
 間伐材から取ったチップを敷き詰め、そこを、ゆっくり歩く。
 あるいは、元気がよければ、ランニング。

 街場では、シャッター通りとなっている、商店街の道を芝生にして、
 藤棚や、ぶどう棚をつくって、その山道と連結させる。

 お年寄りのために、 馬車や、 電動での人力車を用意する。
 腰掛、東屋、御茶屋が、 ちょうどいい間隔に、設定されている。

 歌会、 俳会、 合唱、  月見。  懐メロ。 寸劇。   

 個々のエリアごとに、お気に入りの時代やテーマのコスチュームで楽しむ。

 それぞれの人間の健康状態が、医療機関と、携帯電話を通じて、
 常に、最適な状態になるように、やさしく、情報交換がされている。

ななどなど。

 工業製品は、すべて、 地下の閉鎖空間の工場で造ればいい。
 地表面は、完全に、自然の空気、四季のリズム。

 想いは、どんどん、広がります。

> 何に、価値を認めるか?

 この意識が変われば、 消費の動向もすべて変わります。

>> 「和らぎ」の世界の始まり始まり。

戸隠神社に行って来た。

 昨日、新潟県の津南で開かれていたアート・フェスタに来ていた友人をピックアップし、
 JR飯山線替佐駅の《末広》で食事したあと、馬曲温泉《梨の木荘》に泊まりました。

 そして、今日は、早朝6時に馬曲温泉の露天風呂に浸かったあと、中野市の私の自宅
 のすぐ近くにある《常楽寺》に向かいました。 ここには、五百羅漢があります。
 信長が本能寺で殺害された後、この地域は上杉の勢力下になり、上杉景勝は、
 このとき、この寺に多くの寄進をしています。常楽寺は、古くは、天南寺とも呼ばれ、
 夢想疎石が青年時代、修行していました。

 友人は、中野市では、「りんごで育った信州牛」がお目当てだったのですが、その
 専門店の《すき焼》 が休みとわかり、急遽、志賀高原に向かって、標高2304Mの
 横手山山頂に向かいました。ここには「日本一(標高の)高いパン屋さん」があります。

 夏休み、野村画伯が来た時には、横手山からは、遠く北アルプスまで見えたのですが、
 今回はどうでしょう。 
 途中は晴れて、風も日差しも気持ち言いのですが、リフトに乗って山頂にたどり着く
 と、 空は、完全に曇り模様。 しかも、気温は、14~5度ぐらいだったでしょうか。
 室内で、パンとともに、暖かいボルシチやシチューをいただきました。

 そのあと、どこに行きたいか と、希望をを聞くと、なんと、 戸隠 です。

 山頂から約2000mを一気に下って、中野市に戻ると今度は、日差しが強く、熱い。
 そのとき、黒姫、戸隠方面には、雲が垂れ込めていますが、それでも、と 希望。

 中野から北信五岳ロードを進んで、信濃町の黒姫駅の脇を通って、戸隠に近づいた
 ときは、まだ、曇りでしたが、それから、進みだすと、なんと雲が晴れてきて、 
 樹林の間から、 戸隠山 は、友人の前に、その姿を見せだしました。

 奥社の入り口に着いたときには、もう午後3時半ですが、家族ともども、
 片道約2キロ  の参道を歩き出しました。

 久しぶり。  大変気持ちいい。 

 初めて、北信濃にきた 友人は、 どの風景にも、感激でした。
 
 戸隠神社の祭神は、天の岩戸を 日向の国から投げ飛ばした、タヂカラノオ です。 

 歴史的にはこの戸隠一帯は、7世紀後半に、天武が、都を造ろうとしたところです。
 調査団は派遣しましたが、それは、果たせませんでした。
 
 妻の持統が、唐との関係が悪化するのをさけ、密かに、天武を退位させ、
 同時に、 古代イスラエルのヘブライ人が日本列島に来た真実の物語を、
 以後、言わなくなりました。
 
 そして、
 太古から日本列島に存在していた として、皇祖神アマテラスが誕生します。

 私が、挑んでいるのは、まさに、この、アマテラス誕生前の物語です。

 北信五岳のなかで、この戸隠のみが、急峻で峨峨たる岩山です。
 その地に先にいたのは、 九頭竜です。

 この日の最後は、鏡池に向かい、戸隠に沈む夕日を見た後、友人を 
 JR長野駅に送りました。

 ウチのチビくんたち二人も 良くがんばりました。

 自宅に戻って、テレビを見ると、どんどん、組閣が進んでいます。

 もう、何も、隠さなくていい。

 日本の中に、地球大の、古代の世界史が秘められています。
 それを、自覚しましょう。

金融機関の現場から、電話がありました。

 先ほど、上げた、私のブログですが、中国の金融問題について、
金融機関の友人から、電話がありました。

 「ロイターだからといって、報道された事態を、決定的に見ないほうがいい」と。

そして、
 「今の中国の国家の方針としては、信頼醸成に努めているはずで、
 こうしたニュース自体、そのソース(出所)は、個人の感想を又聞きしたものを
 そのままながしただけであって、 国家の方針の表明ではないでしょう」 と。

確かに。 
 私は、このロイターのニュースについて、 裏とりしたわけではありません。

 中国は、なんとしてでも、信用を守り続けたいのが、 国家の立場でしょう。
 
 で、実際はどうなのか? それは、今後も金融関係の現場の声を聞くしかありません。
  

 >> 中国の見方は、いろいろあります。

 今、世界の成長センターとして、中国経済は、希望の星ですが、これを、 これまでも、
 崩壊を伝えるニュースは多く出ました。 政治的な統治の問題、 経済成長ストップ
 の問題、社会不安の問題、 環境問題、 などなど。

 それらを飲み込みながら、大国の中国は、ここまできました。
 そこには、中国市場の成長を促した、外国資本・外国企業があったためです。

 このニュースが切欠けになって、すぐに、外国企業・外国資本の縮小・撤退が
 始まるわけではないですが、 

 自分の未熟さや見込み違いなどで困ったときには、中国に入った日本企業に対し、
 個々の中国企業が「不義理」を、平気でしてきたのは、事実で、そのとき、中国政府は、
 よほどの悪質な例でない限り、中国企業よりでした。

 こうしたことは、 インドや、ロシアでも、ありましたが、 中国での場合、
 これは、共産党だからでなく、中国という国の国情だから、と私は考えています。

 まあ、金融面では、債務の返済が苦しくなったときに、不履行を、いきなり宣言する
 のではなく、必ず、交渉がありますから、今は、それが始まっている段階かもしれません。

来年の上海万博で、発展も「終わり」か?

ロイターが、中国経済に関し、「凄い」、いや、「やっぱり」のニュースを伝えています。

簡単に言うと、中国政府による、上場企業の <対外債務 踏み倒し 公認宣言> です。

中国は、1984年から、社会主義市場経済になって、 資本主義手法も、海外からの投資も、
どんどん取り入れましたが、これは、国内を富ませるためのものでした。
一応、世界経済のルールに組み入れられた格好ですが、 ここの取引の現場では、
自分のほうに、力があれば、平気で、契約不履行します。

今、2兆ドルの外貨収入があっても、国内での「富」の分配は、日本以上に偏っている国です。
憲法で、「私有財産」が保護されていて、しかも、かつての革命将軍や党幹部の息子が
十分に資産を蓄えた今、すべてを国有化する共産主義にもどることはありませんが、
現物でない「金融商品」については、平気で、ぼったくる(かっぱらう)というのです。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<< 中国国有企業はデリバティブ契約の一方的破棄可能と報道、外銀間に動揺 >>
 2009年 08月 31日 16:50 JST    [北京 31日 ロイター] 

 中国国有企業が外資系金融機関との商品関連デリバティブ契約の一方的な破棄を容認
 される可能性があるとの報道を受け、金融機関に憤慨と動揺が広がっている。

 中国誌の財経が29日、業界関係筋の話として報じたところによると、国有企業を規制する
 国務院国有資産監督管理委員会(SASAC)が外資系金融機関6社に対し、国有企業は
 デリバティブ契約のデフォルトの権利を留保している、と伝えた。
 SASACの広報担当官は、「関連当局」による公式コメントを待っているところだ、と述べた。

 今回の事態は、中国での一層多くのデリバティブ・ヘッジの取引を望む投資銀行に打撃となる。
 シンガポールにある外資系金融機関シンガポールのマーケティング担当幹部は、 「もし、
 われわれが書簡を受け取った銀行であれば、ひどく憤慨しているであろう。今、重要なのは、
 いかなる組織が書簡を送ったのか、いかなる理由のデフォルトなのか詳細を知ることだ」とし、

 「政府が発行した書簡であれば、非常にネガティブな影響をもたらすだろう」と語った。

 JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)やモルガン・スタンレー(MS.N:
  株価, 企業情報, レポート)の商品関連デリバティブ・マーケティングの関係者はコメントを
 拒否した。

 シンガポールの関係筋によると、少なくとも中国国際航空(601111.SS:)、中国東方航空 (600115.SS: )、中国遠洋(チャイナCOSCO)(601919.SS:)の3社が銀行に書簡を送っ
 ている。これらは昨年末以降にデリバティブで巨額の損失を被った中国国有企業の一角。
 関係筋は、各社の書簡はすべて同一の形式と聞いている、と述べた。

 別の銀行筋は、「当局により再交渉を奨励されているのは一握りの企業だ。非常識だが
 中国のことであり、誰もが慎重に取り扱っている」と語った。
 財経は特定の銀行に言及していない。SASACの報道官も、銀行の特定を拒否した

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・転載終わり・・・・・・

 こうした事態が、よりはっきりすれば、中国に海外からの投資はなくなります。
 
 マネーは、人間社会の欲望エネルギーですが、 このマネーでマネーを増やすのではなく、
マネーを、生きている人間の「実物の豊かさ」に変えていく <智慧>をもつものが勝者に
なっていきます。

 中国は今、都市部にコンクリート建造物が広がり、成功者の、財布の中身が厚くなり、
 家の中には、高級輸入品は増えていっても、 頭の中身は、薄っぺらなマンガ次元の
 刺激に反応するばかりで、
 その周囲は、汚職に環境汚染、詐欺師に盗賊、膨大な数の高齢者と、増え続ける障害者、
 そして、結婚できない一人っ子世代の独身男性が、溢れています。

 毛沢東や周恩来は、天国から、どう、見ているでしょう。

 毛沢東なら、躊躇することなく、間違いなく、
 「打掃・干浄」(ダアサオ・カンチン・・・きれいに掃除しろ) をいうでしょう。
 
 そして、周恩来は、その掃除のやり方に、順序をつけながら、次の時代の方策を、
 世界中から捜し求め、子供の教育から、20年計画で、やり直すでしょう。

新政権に注文しよう。

 今、鳩山由紀夫さんは、組閣を考えているでしょう。
 
 これからは、民主党の新政権に対する注文も本欄で書いていきます。

今の体制なら、 何でもできるはずです。
抵抗があるなら、それを、国民の前に、全部晒せばいい。

それが、官僚からでも、業界からでも、身内からでも。
晒されて困るのは、既得権益側です。

さっそく、アメリカから牽制が出てきていますが、
どんどん、政策を打ち出し、 それにどんな反発が出るか、
それを、そっくりそのまま、公開していけばいい。

理不尽なものは、 国民の理解を得られません。

何が起きても、すべてを、国民の前に、晒せばいい。

どんな、問題・抵抗があるのか、その本質を知って、
国民は、どんどん賢くなります。

この世の仕組み、 日本の社会の性格、 ルール変更ための道筋、
を、 自分の問題として、ビビッドに知ることができます。

どんどん、声を出していきましょう。

どんな知恵を、発達させる?

1)自民党支配が終わります。

 私の住む長野県は徹底しています。
 今回の衆議院選挙で、自民党の政治家はいなくなりました。
 県連会長で、元文部大臣の小坂憲次氏は、二世議員で、
 オリンピック誘致や新幹線で大活躍、土建屋の希望の星でした。
 
 小坂家は、明治維新以来の名家で、この家から「公武合体」の犠牲に
 なった皇女和宮の肖像画が見つかっています。

 長野県民はオリンピック後の変革を求め、作家の田中康夫氏を知事に
 選びますが、その田中氏の独善が過ぎると、県から追い出しました。

 長野県は、山国です。 本来、観光と農業が基盤です。
 県内の自民支持層が、今後、どこに向いていくのでしょう。
 これは、興味深い。

2) 今回、私たちが選んだ民主党政権。
  これから、巨大な官僚組織 と 向き合います。

 どこをどうするか?

 細かいことですが、 私の希望は、 まず、 公教育で、
 高校までの授業料の無料化は、 すぐにも実行して もらいたい。
 
 次に、高速料金の無料化も、来年4月から進めてほしい。
  それまでは、 距離に関係なく、ETC一回1000円 を
  終日にしてもらいたい。

 どこをどうするか、現実を知り、 改革案を考え出す。
 これらは、すべて、 「知恵」 です。

 それに対し、  すでに決められてあるものを、 正しく理解しているか?
 これが、 これまでの 戦後の 日本の公教育での 知識のあり方であり、 
 それを 速く、正確に身に着ける方法が、 試験勉強で試される知恵でした。

 しかし、私たちの目の前に、横たわっている「現実」が もとめているのは、
 自分自身で、 新しい生き方を見つけ、確立する 「知恵」 です。

 曇りのない眼で、冷静に現実(法律、習慣、業界、科学技術、人間の性向など)を、
 見つめ、如何にしたら、人間の尊厳を失わず、素敵な生命環境に、快適に暮らせるか。
  
 しかも、 持続的で、他者からの侵害を受けないで、十分な豊かさを、享受しつづける
 ことができるか、です。

 自分にとって、幸福な生活のあり方を見つけ、 それを達成する方法を 着実に、
 すすめていく。

  ・・・ これらは、 すべて、知恵 と 意志 の問題です。
 
3)   知恵 には、 ・・・・ いろいろなものがあります。

  自分が、ほしいものを手に入れるには、 多くの知恵が必要です。
 
  略奪      詐欺      生産      

  いかにして奪うか?   いかにして騙すか?    いかにして生むか?

  自分が、生み続けていれば、 分け与えることができます。

  奪う・騙す は、 生むこと のできない人間がやることです。
  品性・霊性が、極度に落ちたものは、この次元の 知恵 しか なくなります。

人間が生きる現実世界 で、

  < 使えば、使うほど、 増えるものは、何か? >

    このナゾナゾは、 これまでにも、 言いましたね。

  答は、  知恵です。

  それが、 浅知恵 でも、 サル知恵 でも、 ワル知恵 でも、
  使えば使うほど増えていくのです。
  どの知恵を、 伸ばしていけばいいのでしょう。
  それは、自分で決めます。 
  自分の頭の中の神経系で、どこを発達させるか、です。
 
 どんなものであれ、 自分の今生での 生き方が、そのまま、
  この三次元世界の 現実の一部です。

 それを、地上天国 に繋がるものにするかどうか、は、自分の心が決めます。

 自分も輝いて、誰もを喜ばす、 << 本当の智慧 >>。
  
 人間は、誰もが心にカミを感じ、 それを自覚できる、大切な存在です。 
 
 68億分の一 の未来 を 腐らせるか、輝かせるか、
 それは、私たちの、今の、心と 行動が 決めます。

 誰にも支配されず、支配することもなく、自分の世界を、つくる。

 こう書きながら、 たるんでいる自分の体と日常が、なさけない。

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