日本列島にある、「ヒビキのクニ」と、「制度のクニ」。秋意濃:落ち葉の季節は、別れが多い。/新井信介 「京の風」

HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > 日本列島にある、「ヒビキのクニ」と、「制度のクニ」。秋意濃:落ち葉の季節は、別れが多い。

日本列島にある、「ヒビキのクニ」と、「制度のクニ」。秋意濃:落ち葉の季節は、別れが多い。

 11月。霜月。秋です。秋色が深まっています。

 まず、ここにある、中国語の歌を聞いてみてください。誰の歌のカバーか、すぐにわかりますね。

 

  今、この歌を、自分の感情をこめて歌い上げるのが、中国語圏のひとたちの、秋の楽しみになっています。中国語を習う、白人にも、大人気です。 

 

昨日は、ハロウィーン。

しかし、その朝に、座間のアパートで発覚した(メディアが公開した)猟奇事件。

8月に起きていた殺人(自殺ほう助)事件。それが今の時期に、そう、選挙後の国会の前、さらに、トランプの来日前に発表になる。

 秋葉原で「こんな人に負けない」が、7月1日。一か月して、安倍は「心から反省」で、内閣改造。

 加計事案の追及がやまない中、北のミサイルと、Jアラート (そのころ、この9人が消えた)。

 解散総選挙を促したとされる、麻生蔵相、副総理は、選挙後の自民大勝利の結果に、

 「北朝鮮のおかげ」。

何が、真実なのか? メディアには、ネットも含め、情報 があふれかえる。

真実を探す。未来の基盤になる、本当の今を探すには、どうすればいいの?。

文字言語、電子情報でのオーデイオ・ヴィジュアル。コンピューターを使えば、どんなフェイクも可能。

 

 701年に、大宝律令ができたとき、日本列島には、

   ヒビキの国 と、  制度のクニ があった。

ヒビキの国は、つねに、現実のイノチの実態から離れなかった。その象徴は、勾玉。

 天皇が持つときには、八尺瓊勾玉 となった。

 

今の日本列島は、病んでいるどころか、狂っている。狂っているどころか、死神が跋扈している。

そこに生きる人々は、その こころの中に、どんな世界をもっているのでしょうか? 

その世界は、今、この列島にいきる、大いなるイノチとその繁茂の姿と、響きあっているでしょうか?

 制度(利権)で得られるマネーを、守ろうとして、イノチの響きから、離れるばかり。

 そんなので、いいのか?

 

 最後の台風が去って、今、列島には、そして、東アジアには、「秋が深い。」

 今、中国語圏で、爆発的なブームになっているのが、「秋意濃」という、歌。

  玉置浩二の「行かないで」のカバー曲。

  「秋意濃」 ・・・(天が指し示す)「秋」の「意(こころ)」が「濃い」。

 

 中国語の勉強には、最高の素材です。しかし、この「秋」が、一体、何を意味するのでしょう。

 それぞれの人には、秋に対する、それぞれの思いがあるでしょう。

 私にはこれが、人類の文明が成熟し、 その文明のなかでの「整理」が始まり、 

 人類そのものの「淘汰」の「秋(とき)」と、感じるのです。

 それは、サピエンスになってからあとの人類20万年の歩み、最後の氷河期を経たあとの、

  縄文以来の1万5千年を経て、 シュメール・ヘブライの文明のたどり着いた先。

 文明の整理、淘汰の時です。

 きちんと自覚していないと、制度やシステムの中で、肉体のみならず、魂まで消されていきます。

 使い捨てのロボットになるな。 制度に期待せず、依存せず、自分で、関係性を創り出せ。

 

 誰と、何と、どう、つながるのか、は、すべて、自分の心が決めます。 

 これは、地球にいる人間すべてに、課せられたことです。 

 何を、心の底から、己の存在をかけて、求めているか、これがすべてを決めます。 

< 【新井信介:2017年10月メッセージ(第2回)】(2017年10月29日収録)  |  一覧へ戻る  |  『秋意濃』(玉置浩二「行かないで」の中国語カバー)を歌ってみよう。 >

このページのトップへ