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皇太子が高知「農業の担い手サミット」に来られた。元気そうだ。歴史的「大仕事」の始まりか?

皇太子浩宮のご活動の様子が、ひさしぶりにメディアで紹介された。

これは、「国体は安泰なり」ということ? あるいは、もっと別次元で、「大きな仕事」の始まりか? 

(以下の写真は、産経新聞から)。

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© 次世代型園芸ハウスを見学される皇太子ご夫妻=高知県南国市で。

皇太子ご夫妻は23日、「第20回全国農業担い手サミット」の開会式出席などのため、高知県に入られた。南国市で、最先端の生産技術を取り入れてパプリカを栽培する「次世代型ハウス」を訪問。温度や湿度の自動管理など、生産性を高めた技術についての説明を聞きながら、ハウスの中を熱心に見学した。

当初、同日午前に羽田空港を出発する予定だったが、台風21号の影響で午後の出発に変更になった。【毎日新聞 山田奈緒】 

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この国(統治体)の社会正義とは、何なのか? 今回の選挙を通じて、再度、いろいろ考えています。明治にできた国家の枠組み。一応、三権分立ですが、それらは、一体何のため、誰のためにあるのか? 本来、制度を作る「主権者たる国民」がいるはずが、その個々人の意思とは別に、この国家(統治体)を、どこかに導こうとしている人間(存在)が、いるのではないか、と思えてなりません。

 嵐の中で強行された、今回の衆議院選挙。

安倍晋三本人も、「ええっ、そんなに勝ったの?」という表情をするほどの結果になりました。

 で、これから、北朝鮮問題の本格処理になります。

紛争解決請負人の伊勢崎賢治さんが、アメリカ陸軍の最高司令官たちに指摘していたように、 

金正恩に対し、斬首作戦(本人の極秘亡命)を実行したとして、そこに200万人の兵士が残ったままです。そして、その家族がいます。

この兵士たちに対し、破れかぶれの戦闘状態を引き起こさせずに、一気に、平和な生産活動に移行させることができるかどうか?

 きっと、この次元までのシナリオを、実際の多くのパターンで、あらゆる角度からシュミレーションしながら、次の作戦を練っているはずです。

このとき、難民と兵士が最初に流れ込むのは、陸続きになっている、韓国・ロシア・中国(東北部)です。当然、アメリカはこの三国とは、真剣な話し合いをしているでしょう。

それに対し、日本はどうか? 伊勢崎氏が言うように、日本の自衛隊は、アメリカの二軍です。自分で作戦を真剣に考えることはありません。その機能も権限もありません。もし、半島有事になって、日本列島に、兵士や難民が到来する事態が発生するときには、何十万人もの人間を乗せる船舶が必要になります。また、アメリカに、実際に北朝鮮の難民が来ることはありえるのかどうか?

北朝鮮の代表は、8月に国連の場で、「日本が、いつまでもアメリカの言いなりの状況であることを脱せよ」と 何度も指摘していたことを、忘れてはなりません。

 北朝鮮を、凶暴な狂犬国家のままにするのか、それとも、新秩序への平和の主役にするのか、

これは、私たち日本国の姿勢と、直結しているのではないでしょうか?

朝鮮半島は、1910年からは、明治維新でできた日本国の統治領域でした。それが、1945年にその統治から外れ、半島は、北と南に分裂して戦いあい、両者は、いまだに、休戦状態のままです。

 日本列島を含めると、この三つの地域を結んでいるものは、一体何でしょう? 

 1910年まで存在したのが、(その起源を、殷の末裔だとする)李氏朝鮮 でした。

その最後は, 大韓帝国と称し、高宗・純宗の二代の時代でした。彼らは「日韓併合」後、日本の天皇家の王族=李王家となった。このとき、純宗(李拓)は長男だったが継子がなかったため、異母兄弟である7男の李ギン(土 艮)が、皇太子でした。この李ギンに、1920年に嫁いだのが、梨本宮方子でした。

 翌1921年、方子さんが李晋という男児を産んだのですが、1歳で夭折した、と史書は伝えています。その後、1926年に李拓がなくなったため、以後、李ギンが李王家を継いだ。李晋の10歳年下に生まれたのが、のちに世界的な建築家になった李玖でした。戦後、1945年以後、日本列島の統治体の中で、この李王家という存在(待遇・地位)が、どうなったのか、はっきりしません。

 戦前の日本国は朝鮮半島を含んでいた。これは歴史的事実です。その半島生まれの日本人、とくに、「日韓併合」後、李王家となった人間にすれば、戦後世界では、戦前の「日本国(これが象徴するのが皇国史観)」は、北と南と、列島の三つに分裂された状態と考えているでしょう。

 今、北朝鮮問題が、風雲急です。

これは、東アジア全体の問題であると同時に、戦後、アメリカの特別行政自治区になっていた、日本国の、統治権の独立問題と直結します。

日本列島の統治体が、この日本の独立問題に、ようやく、主体的に設計図を描くことが認められる事態になったとした場合、今の分裂状態にある、半島の二つの統治体に、どのような姿勢で臨むのでしょう。

万が一、戦前のように併合に向かって動いているのではないか、と察せられたとき、中華の統治体(今は、北京政府と、そして、華僑・台湾がある)は、どんな反応をするのでしょう。

 ここでは、台湾が、問題になります。さらに、中国東北部(旧満州)も。

9月20日に今上陛下が訪問した高麗神社は、666年に列島に来た高句麗王族の若光を祭っていますが、その二年後に、高句麗は滅亡してしまった。その高句麗の支配地域が、旧満州と現在の北朝鮮でした。

もし、この次元での「処理」を、日本国側から主体的にするようになるならば、そのときの表の政治的所作・儀式の役回りをすることになる、日本国総理は、安倍晋三がふさわしい、という、めぐりあわせなのでしょうか?

 もし、そうなら(今回の選挙結果は)、もはや、お花畑でのんびりすることはもう許されず、しかも、モリ・カケに突っ走った愚かさを、完全、払拭せよ、という意味になってくるのではないでしょうか。 

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プロフィール

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新井信介(あらいしんすけ)

長野県中野市で昭和32年(1957年)にリンゴ問屋の息子として生まれました。 日本の歴史に圧倒的影響を与え、しかも、世界でもっとも多くの人間の住む国、中国と 商売しないのはおかしい、と、東京外国語大学の中国語学科に進んだ後、 今度は、世の中の現実と構造を知りたい思い、商社に入り、北京駐在員として 自動車・電気機関車などの輸出、さらに、本社では経済協力案件を担当しました。

しかし、88年秋、プラザ合意に始まったバブル経済が過熱していく中、昭和天皇が倒れ、 「金儲けどころじゃない、日本がおかしくなる」と、世直しを決意して退社。 日本の政策転換とバブルの早期処理を訴えましたが、結果は、「失われた20年」になりました。 98年から、「世紀末の大転換」を確信し、著作と講演を進めてきました。


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