戦争屋は「国家大義」を語り、わざと戦争、わざと自然災害、そして、わざとバイオハザード。/新井信介 「京の風」

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戦争屋は「国家大義」を語り、わざと戦争、わざと自然災害、そして、わざとバイオハザード。

 1)まず、この写真。

アッキーが2015年クリスマスに、自身のフェイスブックにあげたもの。

  

この中の、左から二人目は、三井住友銀行の元副頭取、高橋精一郎氏ですが、この人物を、安倍内閣の首相官邸は金融庁の参与にしました。前川氏の閉会中審査の翌日で、デンデン本人は、日本に帰国するときでした。

 なにか、金融面で、ウルトラ技があるのでしょうか?

 99%以上の国民は、実質所得が上がらないのに、税金も物価もあがっていて、とてもじゃないですが、ゆとりある消費などできません。国民の怒り具合を、どこまで判っているのでしょうか? 

2)新しい「緑 ともの会」。

どうも小池百合子都知事のもとには「国民ファースト」なる政治団体が、今にも誕生できる運びになったようです。政党助成金を受けられる5人を大幅に超えて、すでに現職国会議員が、大臣経験者含め集まりだしていると。その出身政党は共産党はないものの、グチャグチャのようです。

看板をどんなに付け替えても、表装をどんなにきれい飾っても、中身の人間に変化がなければ、やることは同じでしょう。自民党にせよ、これまでの政党は、国家のカネを、自分個人と支持母体に如何に毟り取るか、この視点だけでした。それ以外に、彼らには、国家という統治体(の権力)をどう生かすか、なにか、策があるのでしょうか? 

まあ、とにかくまずは「生存」。身分や既得権でなく、現実つくり、実態の改善を促すように。

 たのむから、もう、無辜で無知な人間を殺さないでくれ。 医療でも、事故でも、イジメでも。

3)少し気になること。

 バチカンで、2013年3月にアルゼンチン生まれのフランシスコが法王になったとき、戦争によって、わざと需要をつくるやり方を非難しました。これは、戦争屋撲滅への決意表明だったのですが、はて、中国大嫌いだった、葛西敬之さんを指南役にしていたデンデンは、あの巨大人口の大陸の政権をどう見ていたのでしょう。

 「311」が起きても、フクシマの放射能モンダイナイ、と言いつつ、中国のプレゼンスをいかに弱らせるか、そればかりを考えていたのが、デンデンとその仲間です。国際法を盾にした正攻法での攻めは、小和田恒氏の定年を延長させ、「仲裁裁判所」の裁定で、南沙に関する中国の領有権主張を否定させました。「海では絶対に負けない。」 これが、潜水艦やヘリコプター搭載艦の建造になりましたが、一方、中国は宇宙に出て、中国版GPS「北斗」を完成させました。

 中国とは喧嘩したくない。これがオバマ政権であり、これはトランプも継承です。フランクフルトのG20後のことですが、トランプはフランスのマクロンと面談時に、パリ協定については立場を違うが戦争屋が引き起こすテロについては断固、撲滅するという点では一致しました。トランプは「アメリカ・ファースト」。マクロンは、「地球ファースト」でしたね。

 戦争屋はわざと戦争を起こし、時には、自然改変装置も使った。これは、国際政治の常識です。

で、それと同じ次元で、実は、生物化学兵器もあった(使われてきた)のではないか?

それが今、アメリカ国内でも、もうそれを使わせないようにする。この方針が、昨年の大統領選挙のなかで着々と実行にうつされていたら、アメリカに巣くった戦争屋は、見えない人口削減兵器にもなる、生物化学兵器を、アメリカ以外のどこかで作ろうとするでしょう。

 しかも、毒を作り出すだけでなく、その処方箋も持っていれば、敵に対し毒をバラまいておいて、それを助けるふりをしながら、絶対的な優位に立つことができます。

 こんな漫画チックな性悪手法を、現実の国際政治の中でやる人間が、地上にいるとは思いたくありませんが、21世紀に入って、そうした事態を予見するような映画と、現実が起きていました。

4)人気の映画シリーズに、トムクルーズ主演の「ミッション・インポシブル」があります。

 シリーズの初回は1996年制作で、CIAの特殊部隊に、IMFがあるという設定でした。この「IMF」という呼称を最初に見たときには私は面食らいました。米ドルの発行権をもっているのがFRB(連邦準備制度理事会)で、その米ドルの運用に大きな力を持っていたのがIMF(国際通貨基金)です。このときは、世界金融の総本山の内部で、何か抗争がおきており、それを暗示しているのかも、と最初は思ったのです。このあとに、1999年には、Y2Kがありました。

 そして、このシリーズ第二作「ミッションインポシブル2」では、生物化学兵器の開発者の話です。

感染すれば20時間で治療不能に成り、死ぬというキマラ・ウィルスとその治療薬が、運送中に奪われるという設定のストーリーです。製薬会社の大陰謀に、主人公イーサン(トム・クルーズ)が立ち向かうスパイアクションで、これは2000年に制作され、日本での公開は2001年でした。

 その後、2003年には、中国広東省では、現実にSARZコロナウィルス(サーズ)の大流行という事件が起きてしまった。これには、中国政府のみならず、WHOを始め世界中の研究者がその封じ込めに協力した。この年5月に私は中国に出張していたのですが、都市部は大変でしたが、地方はのどかなものでした。年内にはほぼ鎮圧し、当時の中国政府は、勝利宣言をしていました。

 私が2004年11月にイカヅチさんに会ったときに、SARZを処置するには、まず、感染を防ぐマスクが必要なので、自分はそのための特殊な生地を日本国内で探し当て、国家主席になったばかりの胡錦濤の所に送ったといっていました。ホラかも知れませんが、イカヅチさんは「自分は世界の視点で考える」といっていましたから、中国の政権と敵対しようとは考えていなかった。上海のリニアも、朱鎔基時代に、ご本人が発見・開発した超伝導物質とその原理を使わせたといっていたくらいでした。しかし、江沢民による抗日活動に対してはとても怒っていました。

 東アジアに揉め事を起こさせたい人間は、「911」以後の中国の急激な経済発展、そして、軍備の増強に目くじらを立てる日本の「右翼」をさらに刺激しました。この時期に急成長したのが日本会議で、彼らの憤慨を煽って、場合によっては日中間での戦争の誘発、そして、大陸での疫病の流行で、人口減を目論む、悪知恵の人間がいたのかも知れません。戦争は、とにかく、人間を狂わせます。

 戦前の「731」部隊の人間がアメリカの軍事施設の中で、その後どんな研究をしていたのか判りません。アメリカではレーガン時代にクローンの研究が進みましたが、これは以後、国際条約で禁止されました。

 しかし、21世紀に入ってどんどん遺伝子研究が進み、単なる遺伝子解析のみならず、遺伝子組み換え技術が格段に向上したことはご承知のとおりです。

そうした中で、「バイオハザード」なる言葉、そしてこの名の「映画」も生まれ、流行語になりました。

 ※バイオハザードBIOHAZARDとは、

日本の場合、遺伝子研究は東大や京大など大学の研究室で進められていますが、基本的には、「殺傷」「殺戮」を目的にする兵器研究はしていないでしょう。まあ、殺虫剤などの開発は、多くの化学品メーカーが乗り出していますが。

今回、今治に計画中(実際は建設中)の加計学園は、不思議なことに、獣医師養成という割りには規模が結構大きく、2018年4月の開校に向けて急ピッチで工事が進められています。その建設業者が現地今治市の業者ではなく、岡山市に本社のあるアイサワ工業で、その社主の甥が、元外務大臣の逢沢一郎氏です。

今治の加計学園がどんな経営になるのか、それが許認可を得て、開業する運びになるにせよ、きちんと監視しておいた方がいいですね。産廃や原子力施設、電磁波などと並んで、変な実験をしていて、それが漏れ出したら、いつパンデミックになりかねません。

「戦争という国家大義の前なら、何でも許される」 

こうした野蛮な意識を払拭するのが、私たちが政治に向き合う目的の一つでもあります。 

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