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イギリスがEU離脱。新自由主義が破綻?ところがどっこい、シティーの金融ビジネスは却って繁盛する。

 時代が、フル回転。

国民投票で、イギリスがEUから離脱決定。

メディアでは、貿易上のマイナス面が大きく取り上げられ、株の暴落、円高が進行中。

これは、イギリス国内の雇用を守り、移民の制限になるといわれますが、

では、 シティー のおお金持ちたちは、どうなのか?

 

 これを見るとき、二つの事実が肝心です。

一つは、 世界中にある、タックス・ヘブンの地域(パナマなど)は、イギリスが管理していたこと。

もう一つは、 EU内では、金融取引税が検討されていたこと。

金融取引に、税をかけろという議論は、 富裕者対策の一環で、世界中で検討されていました。

 

今回のEU離脱を、実は、イギリスの金融界は密かに歓迎していた、というのは、国際金融に詳しい専門家の弁。

 パナマなどのタックスヘブンが、どんどん締め上げられ、公開されるときに、イギリス本国を、逆に、税を低くすると、どんどん、マネーが集まります。当然、EUからの指図は受けたくない。

 イギリス人は、本当に狡猾ですね。 女王陛下の周りは、まさに、ブルーブラッド。

貿易関係は、今後、イギリス政府は、個別にEUとの協定になります。

イギリス全体で、第二のユーロマネーのマーケットが誕生することになります。 

 

 PS: 別件です。

今夜11時のTBS「NEWS」23 に、山本太郎氏が、出演すると、友人から連絡あり。

拡散してほしいと。 すべての、政治家の中で、一番、まともであると、感じる人は多いでしょう。

 

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プロフィール

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新井信介(あらいしんすけ)

長野県中野市で昭和32年(1957年)にリンゴ問屋の息子として生まれました。 日本の歴史に圧倒的影響を与え、しかも、世界でもっとも多くの人間の住む国、中国と 商売しないのはおかしい、と、東京外国語大学の中国語学科に進んだ後、 今度は、世の中の現実と構造を知りたい思い、商社に入り、北京駐在員として 自動車・電気機関車などの輸出、さらに、本社では経済協力案件を担当しました。

しかし、88年秋、プラザ合意に始まったバブル経済が過熱していく中、昭和天皇が倒れ、 「金儲けどころじゃない、日本がおかしくなる」と、世直しを決意して退社。 日本の政策転換とバブルの早期処理を訴えましたが、結果は、「失われた20年」になりました。 98年から、「世紀末の大転換」を確信し、著作と講演を進めてきました。


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