野田がまた助け舟。今は選挙制度より、アベノミクス失敗と「ホ」対策の追求でしょ。/新井信介 「京の風」

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野田がまた助け舟。今は選挙制度より、アベノミクス失敗と「ホ」対策の追求でしょ。

 こんにちは。

もうすぐ、「311」から、まる5年。6年目に入ると、内部被曝の発症がさらに激しくなる。

すでに、死者もでているが、隠しまくっている。

国家は、なんのためにあるか? 

この根本問題を、見つめないままの日本。 

今年に入って、芸能人のゴシップ騒ぎや、北朝鮮のロケットで、マスメディアの話題が埋め尽くされています。

これは、安倍政権、そして、官僚たちの巧妙な謀略です。

マイナス金利は、明らかなアベノミクスの大失敗。「ホ」被害の重大性に頬かむりで放置して、国民を生物学的に、弱らせ、人口を減らすだけでなく、経済でも、一部の人間にだけカネを回し、99%を傷めつけただけのこと。

失政を隠すために、外交での緊張煽り に、メディアを総動員で、中国の南沙・西沙の軍事施設化と言い立てる。(これは、中立の立場で、台湾、ベトナムと話すのが先)。 

一貫して隠されるのは、「ホ」です。 葛西、籾井のお仲間は、今、何を考えているのでしょうね。

こんな安倍政権に対し、民主党の野田前首相が、3年半前の党首討論で解散と引き換えに約束したはずという、「定数削減」問題を言い出した。

野ブタ は、「シロアリ退治」の旗を掲げて連日演説して、松下政経塾卒では初めての総理になったが、菅直人退陣後、逆に、シロアリ温存・安泰のために、消費税アップに道筋を開いて、全公務員と国家出入り業者に恩を売っただけの男。 いち早く、「フクシマ収束宣言」をだしたのも、この男だった。

一見、政治の場で、まっとうなことを行っているようでも、実際やっていることは、とんでもなかった。

外交面では、「尖閣の国有化」に対し、アメリカのカートキャンベルからも慎重な対応を求められていたが、石原慎太郎の煽りに負けて、あえて2012年の911の日に、行ってしまった。 完全に、戦争屋の手の中にいた。

一方、アメリカは、国内には確かに戦争屋がいるもののの、オバマ政権は、国際政治のリアリティーの中で、その動きを抑えながら、中国との共存をすすめることで、FRB=米ドル経済の破綻を上手に切り抜けるように、絶妙な舵取りをすすめていたが、日本の外務省、さらに、日本の中の国益《領土》拡張派=戦争屋が、自ら進んで、中国との緊張を煽りたてていた。そのなかに、今の安倍の指南役となった、葛西らのグループがいた。

2016年の今、国民のことを真剣に見つめるなら、今、選挙制度に、エネルギーを集中するよりも、やはり、 放射能問題と、経済面では、中台が対等同格になった事実、AIIB発足・人民元の国際化 という事実を前に、日本は統治体として、地球規模の人類発展という視野に立って、国内の制度改革をすすめるのが本筋でしょう。

 私は、世界の管理者(これは王族会議と直結する、世銀の裏にいる超エリートたちの意向)は、このままの日本では、未来に展望が開けないと、大きなシステム変換に着手しているのではないか、と考えます。

 その方針があって、現実にどうするのか、それが示されるのが、5月末の伊勢志摩サミット。

これが、もう確定しているのなら、今は、とにかく、彼らにとって、たわいない話題で、時間稼ぎ。それが、日本の既得権を持つ人間にも歓迎されるのならそれでいいと。その間、シリアを済ませ、 中国の人民元の国際化の準備を進めさせる。

 それよりも、 日本の「次の形」を、真剣に考えているのではないでしょうか?

民主党にせよ、自民党にせよ、「天地」の視点がありません。あくまでも、すでにある、体制の中での利権の増減の問題だけの視点になってしまいます。

世界中から急速に強い関心と注目を浴びている日本の文化についても、本質をさぐることもシません。私は、日本文化の本質には、極めて重要な、人類の普遍的な価値が息づいていると考えますが、政治では、「ホ」隠しと、国家マネーが優先し、神道系の聖職者も、ここに、真剣に向かい合おうとしません。

 そもそも、日本列島に、いつ王権ができたのか、これすらも、きちんと議論しないまま、「日本」を語っているのですから。(そこで、神武天皇のY染色体をまもれ、という、妄想が出てきたままになってしまう)

 天皇と神道が結びつくのは、天武の死後、持統の六九〇年の即位、伊勢参りから、 七二〇年の日本書紀の成立までの三〇年間のことです。 この間に、大宝律令もでき、国名の「日本」も認められ、和同開珎もできたのです。そして、 「三種の神器」が、生まれたのは、この日本書紀が編纂されるときでした。

 日本が、天孫族からなる「神の国」で、 大陸の中華帝国よりも優れていると強調されるのは、実は明治になってからです。そして、このときに、国家の権威の中心に伊勢神宮を据えましたが、江戸時代まで、伊勢神宮は、宇佐神宮の下に位置づけられ、岩清水八幡、香椎宮、気比、と並んで、本朝四社の一つでしかありませんでした。

 国家や、民族の始まりを、きちんと考えない。

明治になって、自分も天上人の仲間入りになった、と考えたのが、門閥家族であり、さらに、受験で選抜された官僚たちです。この人達は、大失敗をしているのに、それを認めない。この姿勢を、上手に利用してきたのが、アメリカの戦争屋でしたが、もう、彼らもしぼんでいます。

 「世界」が、日本に、「何を見ている」のか?

そして、「どう変えたらいい」と考えているのか?

今、真剣な検討に入っているはずです。 もちろん、「ホ」とならんで、「アベの個人問題」もあるでしょう。

私たちは、この日本列島で生まれた人間ですから、彼らに任せるのではなく、自分の問題として、それを考えていきましょう。  政治のパフォーマンス合戦は、「世界」にとっては、表面のさざなみに浮かぶ、ミズスマシ程度のこと。

以下、簡単に、私の予定:

 宇治ツアーが、来週です。

 3月の最初の、金・土・日に、未来創庵

 3月の皆神j塾は、 19日が、東京池袋です。

            20日は、広島の八丁堀のYMCA で、行います。

    翌日21日は、高山さんの岡山講演会に、ゲスト出演します。

そして、3月の最終の週末には、 信州中野にキルギス人のお客様が来ることになっています。

 信越自然郷を案内するつもりです。 この交流は、キルギスでの事業化に参考になるはずです。

 

PS;  日本のフクシマ発の「ホ」汚染について、 昨年3月の台湾に続いて、韓国が真剣になり出しました。

  20日、予定されていた「東北の魅力」紹介行事が、19日、韓国の「市民放射能監視センター」の申し出で、急遽、中止になった。これは、「ごまかし、しらばっくれ、日本」に対する、「蟻の一穴」になるのではないか。

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