HOME > 食いしん坊アナリストのブログ > 天ぷら > お奨めの天ぷら屋(3) 『よこ田』、『美かさ』

お奨めの天ぷら屋(3) 『よこ田』、『美かさ』

天ぷらを外で食べる機会が少ない天ぷら初心者にお奨めなのが麻布十番の「天冨良よこ田」と東急田園都市線宮崎台の「美かさ」です。いずれのお店もメニューはお任せのコース一本で、旬の食材をさっぱりと揚げてくれます。たねの数は多くありませんが、その分、リーズナブルな料金設定です。

「よこ田」は天ぷらの名門、天一ご出身のダンディーなご主人の店で、2年前に麻布十番の中で移転して席数が増え、予約が取り易くなりました。揚げ場が2つあり、一つは息子さんが担当します。ミシュランで最初に星を獲得した天ぷら屋です。天一出身らしく、カレー粉が置かれています。コースの最初にサラダが供されるのも特徴です。一品ごとにご主人が塩、天つゆ、カレー粉と、一番相性がいい食べ方を教えてくれます。油は胡麻油とサラダ油のブレンドで、軽過ぎず、重過ぎず、まさに初心者向けといえます。

「美かさ」は宮崎台の駅から2~3分のところにあり、田園都市線沿線に住んでいるのであれば、ぜひ訪問していただきたいお店です。沿線の住人でなくても、わざわざ訪問する価値のある店です。この店は、5時半と7時半の入れ替え制で、それぞれ一斉にスタートしますので、遅刻厳禁です。ご主人は東京のホテルの和食の料理人だった方で、天ぷらを揚げているうちにその魅力には惹かれ、独立されたベテラン職人です。旬の食材へのこだわりが強く、穴子は基本的に江戸前(東京湾で獲れたもの)しか使いません。穴子は目の前で裂いてくれますが、初めての方はややグロテスクな印象を受けるかもしれません。ただし、客の目の前でさばく天ぷら屋は非常に少なくなったので、貴重な体験と思ってぜひ目をくぎ付けにしてください。油は胡麻油と紅花油のブレンドで、あっさり感があります。

なお、いずれの店も人気店ですので、余裕を持った予約が必要です。また、食材が限定されていますので、いろいろな食材を片っ端から食べたいという大食漢には、あまり向かないかもしれません。

カテゴリ:

< お奨めの天ぷら屋(2):『なかがわ』  |  一覧へ戻る  |  お奨めの天ぷら屋(4): 『いわ井』 >

このページのトップへ