「政治家」を職業にするな/日々雑感:よくわからないこと?!

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「政治家」を職業にするな

昨年1225日に、「NHLスペシャル 永田町・権力の漂流」という番組が放送された。

内容の詳細については、別稿にて触れたいが、政治家の行動が「次の選挙で落ちたくない」という考えに大きく拘束されているという印象を強く持った。

会社での話に置き換えるならば、「会社を首にされたくない」ということだ。

「政治家」が職業となっており、誰でもそうだが、「食べていくためには、何としても今のポジションにとどまらなければならない」という状況となっている。

その為に、「国民の生活が第一」(民主党)などとしながら、実は、政治家の行動は、「選挙に落ちないようにするにはどうしたらよいか」ということが最優先課題となってしまっている。

「国民」など彼ら・彼女らの目線の先にはないのだ。

尚、「職業」となってしまっただけでなく、その職業・地位は世襲もされるようになっている。

以前の調査では、衆議院で見ると480議席中185議席と実に38.5%2世・3世議員となっている。本人は議員にはなりたくなかったが、仕方がなく議員になったものも多いのではないだろうか。

また、十分な勉強もせずに議員になるものも多いだろうし、議員としてふさわしくないものもいるかもしれない。

昨年後半は、オリンパスの事件が話題となったが、以前の経営陣が、その地位に執着するあまりに、問題を隠して先送りすることによって更に問題を大きくしてしまった。そこには、自らが担っている責任やその責任の重さなどについても認識が全くない。現在の政治家もまっったく同じだ。「政治家」という地位に執着するだけで、本来、国民から託された責任についての認識など全くないようだ。逆に、政治家となることで、何か特権階級にでもなったような気持ちでいるのではないだろうか?

そのような議員という地位が世襲されてしまうようなシステムを許してしまっていること自体も問題だ。政治家になるためには、「地盤(支持者)、看板(肩書)、鞄(お金)」が必要と言われるが、そこには「政策」や「目標」などと言ったものはない。世襲議員の多さに見られるように、いくら「国をよくしたい」という強う意識を持った人がいたとしても、政治家になるのは難しい。

「国」のことをしっかりと考えてくれるような人が政治家に選ばれるような形に変えていく必要があるだろう。そのためには、「政治家」という地位を職業としないような考え方がまず必要だ。

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